ようやく読み終えた
山本一力の作品はほとんど読んでいるが
ここんところの作品はいまいち、ぱっとしなかったが
これは秀作だ
直木賞をとったあかね雲から山本一力ベスト5に入るだろう
それに舞台が僕の大好きな浅草って言うのもうれしい
主人公はつばき
幼少期は親父が賭場で作った借金の利払いで極貧の生活を強いられるが
成長とともに持ち前の才覚と強運を生かし
商売を大きく繁盛させる
新しく出会う人が次から次につばきの出世に神輿をかつぐんだな
ええなぁ~
世の中にはこう言う人間も確かにいる事はいるんだよな
一力ワールドやな
一力の作品ってのは最初は悪人の渡世人とかが終いには皆、善人になったりするんだよな
読んでいて安心するんだよな