大阪には高校を卒業して20歳までの2年間暮らした
今から30数年前の事だ
そんな大阪での暮らしの一端を昔どこかのホームページに書いた文章をみつけた
とても拙い文章だが・・・
埃だらけの空調室、容赦無い怒号が飛び交っていた。
汗と埃にまみれた古い作業着を着て私は現場でのたうちまわっていた。
「おい、ひろ造バルソケとれ、どないしたんやバルソケや」
バルソケってなんやろ・・・僕はあらゆる物を差し出した。
脚立の上で一歳上の社員の丸山が手を止め私を睨みつけた。
「まぁええやないか」
とやはり社員で四つぐらい上の斉藤さんがその場をなだめた。
私は生まれて初めて労働をしていた。
パチンコで仕送りの金が無くなり浪人の身でありながら毎日出勤のバイトをしていた。
恐れ多くもバイトニュースで一番時給の良いバイトを選んでしまった。
その現場がここである
毎朝、会社に出勤するとホワイトボードにその日の仕事の現場とスタッフが書かれていた。
その日僕とペアを組まされたハゲのシゲやんが言った
「けっ!今日はひろ造とか、おらんほうがマシやな」
あからさまに嫌がられた。実際、僕は足手まといになる事が多かった。
はっきり言って‘どんくさい,のである
でも辞めるわけに行かない明日食う金が無いのである。
その頃の主食は2百何じゅう円かのうどん定食だった
仕事帰りに斉藤さんに声をかけられた
「ひろ造君、今晩、暇?」「はい、予定はありませんが」
私をイビルばかりの社員の中で斉藤さんはよく私をかばってくれた。
「今晩焼肉おごったるわ」
・・・私は田舎にいる頃ホルモン焼きは食べた事はあったが
本格的な焼肉は食べた事が無かった。
「その代わり焼肉食べる前にちょっと寄るとこあんねん、付いて行ってくれるか」
「はい、いいですよ^^」
私は生まれて初めて食べる焼肉に有頂天だった特に毎日、うどんとまぜご飯しか
食べて無い身の上だったから
連れて行かれた先は環状線の玉造の駅に近いアパートの一室だった
人の良さそうな男女5~6人が部屋の中で雑談していた。
斉藤さんが皆に私を紹介した。
雑談が終わって、ありがたい?お話しに変わった
突然一人の人が私に言った
「ひろ造君、悩みは何?」
「悩みなんてありませんけどぅ」
「何かあるやろ、皆で聞いたるから」
「いえ、ほんとに無いんです」
私はその頃、金も無かったが悩みも無かった
最後に皆でお経を読んだ、聞いた事も無いお経だった
私も一緒になって手を合わせゴニョゴニョと皆に合わせた
その後、いよいよ焼肉屋である
一人の方が言ってはいけない事を言った
「ひろ造君、好きなもん食べ」・・・と
18歳の私の胃は遠慮を知らなっかった。特に普段ろくなもんを食べていないのである
この世にこんな旨いもんがある事を知らなかった。
値段も知らなかった
他の人はいたって小食だった
「なんやこんな旨いもん皆食べへんのやな」と思った
こんな旨いもんタダで食べれるんやったら宗教もええなとも思った。
あくる日、会社に行くと斉藤さんは何故かよそよそしかった。
私をあまりかばってくれなくなった。
宗教のおさそいもあれ以来まったく無かった
せっかく入ろと思っていたのに・・・
今、考えると彼らもきっとビンボだったんだろう
私はその会社のバイトを2ヶ月で辞めた
今朝はロールキャベツに納豆それにシャケでした。
昨晩、夢を見たんですが
一人部屋にいたら金色の毛並のかわいい子猫が迷って来たんです。
猫好きなんで飼う事に決めて
猫をまじまじと眺めたら
しっぽが5本あるんです。
どう言う深層心理なんだろう
農薬の容疑者ってわしとそんなに歳、変わらんな
給料や待遇面で不満があったらしいが
己の才を見誤ってたんだろうな
わしって待遇や給料に不満を持った事無いもんな
元々才無いし
才無い
冴えない
さいですか
週末は田舎に帰省していました。初めて高速バスを使いました。
渋谷の道玄坂からだいたい夜10時発、久しぶりに夜の渋谷は賑やかだな
朝の7時過ぎに徳島のとある駅に着きました。
うちの田舎の駅に向かう列車は2時間近くありません
おまけに喫茶店どころかコンビニもありません
寒さに震えながらひたすら駅のホームで列車を待ちます
これでも徳島では大きな町の方なんです。
それから高知のわが町へ
最果ての町だな
渋谷を立って12時間かかりました
田舎に着いたあくる日、もう東京に戻ります。
朝飯は田舎で頂きました。
帰りは大阪経由にして昼飯は鶴橋の焼肉屋で頂きました。
久しぶりに環状線に乗って鶴橋は30数年ぶり
もう昭和にタイムスリップしたような気がしました
夕飯は東京の日暮里で降りて頂きました。
銭湯に入って谷中銀座を冷かしながら帰路に着きました。
ふぅ~~~~
しんどかった
苦しい・・・
こんなに苦しい月は初めてじゃ~
当てにしていたバイト仕事が急にキャンセルになったり
大物のお客様に逃げられたり
初めて仲を取り持った見合いが失敗したり
もう負のオーラが出まくり
こんな時に営業マンがやって来て
新しい機械どうですか?
・・・て
言いよる
無い袖は振れん!
・・・ちゅーと
借りればいいんですよ~♪
とか言うとる
そしたらさっき銀行員がやって来て
半年でいいからお金借りて下さい
って来た
・・・
わしらの業界の現状を知らんな
今時何百万も
リースやらローンやら組んで続ける商売とちゃうぞ!
もう
カチカチ山の泥船じゃ
ふぅ~~~
明日、仕事を終えてから深夜の高速バスの乗って帰省せにゃならん
こんなに長距離乗るのは初めてなんだが・・
大丈夫やろか
飛行機って便利な乗り物があるのに
何が悲しくて10時間もバスに揺られにゃならん
片道で2万円以上違うもんな
バス・・・
にも乗れなくなったら
歩いて帰らにゃならんようになったりして
源泉徴収票が3か所から届いた
2か所は去年で契約が切れ
残る1か所もこの春で任期が終わる
本業の方はとっくの昔に閑古鳥が鳴いている
・・・
終わってるやん
この先、新しい契約は望めない
どないしょ
崖っぷちかと言うと?
違う
もう落ちちゃってるんじゃ!
落ちたとなったらどうする?
這い上がるんだな
這い上がるったって
おっさんには厳しいぞ
きょうびの世の中
転んで立ち上がろうとすると
誰かが後ろから頭を押さえつけるし
一歩這い上がろうとしたら
足を引っ張られる
一度、本道から外れたおっさんは
もう戻れなくて
樹海に入って迷うだけじゃ
ほんま
最近ネガティブやな
最近ちゅーか
ずっと前からか
昨日は久しぶりに都内を散策しました。
上京してかれこれ30数年になりますが東京タワーを訪れたのは高校の修学旅行以来です。
高所恐怖症なので登りませんでしたが
最近、自分から発せられるネガティブなオーラを払拭出来ないか
何か今後の人生を乗り切るヒントでも見つからないか
そういう気持ちで知らない場所を歩き回りましたが
ヒントは見つかりませんでした
気が付いたらいつもの浅草にたどり着きました。
外国人観光客は増えて来ましたが
日本人の財布のひもは相変わらず固いようです。
無駄なものに金を使わない
下々はデフレを突き進んでいます。
さっきいつものスタンドにガソリンを入れに行ったら閉まっていた
閉鎖するらしい
途中、個人経営のパン屋さんも年末で店を閉めた
・・・
明日は我が身だな
最近、ずしりと人件費が身に堪える
今年から日々新しい事に挑戦しようと思っている
挑戦と言ったらおこがましいが
毎日何か新しい経験をしてみようと思っている
新しい道を通るとか
初めての店に入るとか
そんなちっぽけな事なんだが
・・・
今日は初めてセルフのガソリンスタンドに入った
教わってやってみたが意外と簡単だった
店が一件閉まったんで
新規の顧客獲得に必死の様だった
新しい中華屋でマーボ丼を食べた
味はまーまーだった
自分的にはもっと真っ赤な色合いのマーボがええな
いつも行くラーメンのこの色合い
ほとんどトオガラシやんか!
それにしても新規のお店は皆必死だな
わしんとこも
見習わんと
新しい年が始まりました。
あけましておめでとうございます。
去年の暮れは飲み過ぎか風邪か分かりませんがお腹を壊して難儀しました。
ようやく体調も良くなって来て
昨日あたりからウォーキングを再開しました。
今朝は初詣の後早朝ラン
銭湯の一番風呂
自家製お雑煮作りとメリハリを付けました
今年の目標は
自分に妥協をしない!
・・と決定しました。
もうこれぐらいでええやろ
とか
まっ!ええか
とか
なんとかなるやろ
とか
安易な道を選ばず
物事を直視して対処する所存であります。
さっ!
とりあえず今日はええか
正月やし
明日から大丈夫やろか