ほんまに毎日々暑くって
だけどうちの職場はキンキンにクーラーをかけて有線でナツメロを流しながら
ベッドの横になって読書三昧や
(ええな!)
・・・と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが
ただお客さんも来ないからお金も入って来ないんです。
入って来ないだけじゃなくて出て行く一方なんですわ
こんな事なら仕事をしないで家で寝てる方がまだマシですね
(ハハハ!)
炎天下で旗を降って交通整理している方は大変ですが
確実にお金は貰えますよね
これは一種、アリとキリギリスの関係ですかね
(よう分かりませんが)
あっ!本の話ですね
横溝正史を久しぶりに読んでみた
昔、けっこう読んだんだけどこの話は知らんな
歌舞伎の話
「鯉つかみ」と言う演題での話なんだけど
けっこう今でも上演されていてる
少し動画で見たけど歌舞伎ってけっこうおもしろそう
この事件の犯人は
男なんだけど実は女だったんだ
男を装った女
殺された文盲の被害者が犯人を示した証拠を金田一に残したんだが
それが女形の役者のプロマイドを上下反対に張り付けて
犯人はお鍋なんだと訴えたんだ
けっこう短絡的な内容だな
最後まであいつが犯人だなんて読者は誰も気が付かなかっただろうな
だから昔、この本が売れなかったのかも
ひゃー!お客さん来ないやんか!
おかげでクーラー利かして昼寝と読書三昧じゃ!
わしの働きじゃとても食うていかれへん
夜勤明けの女房に・・・
感謝!
図書館の新刊本の棚から借りて来たんだが増刷版みたい
作者はドイツ人の女性で訳者は日本人女性
私が行ったことのない生涯行く事もないだろう55の島・・
題名が奇妙な孤島の物語
世界中の孤島の話なんだけど一切写真は無くて
ページを開くと左は小さな孤島だけの地図
右はその孤島の話
その孤島の話って言うのが癒されるんだ
孤島でおこった出来事や歴史
だいたい怖い内容なんだけど
なんだか詩集を読んでいるような戯曲をみているような
さすがドイツ人って感じ
日本人の発想に絶対にない
この本は注文して手に入れよう
今日も朝から暑くって
それでも時たま涼しげな風が吹いてくるけど
昔は夏の暑い盛りによくパチンコ打ちに行ったな
よくあんな空気の悪い中で一日いたもんだ
パチンコ屋と言ったら昔
2~3日前にここのブログに登場したや〇ざの親分のたけしさんに会った事があった
僕の2台隣の台で打っていたんだけど
いっぱい出していた
一発台と言われるパチンコ台で
それこそ特定の穴に入賞すれば可能な限り玉が出続ける
(たけしさん・・儲かってるな)
と思っていたんだけど・・・
その当たり台の予定数が終了して
たけしさんはまた打ち始めるんだろうな・・
と思っていたら
おもむろに店員を指先でちょいちょいと呼びつけてる
そうしたら店員がバツが悪そうにやってきて
パチンコ台の表のふたを開けて一発必中の穴に玉を店員が入れていたんだ
(ひどいな~あれじゃ絶対に負けっこないやん)
たけしさんは気分良く鼻歌を歌いながら球を出してたけど
周りの客は横目でそれを見ながら皆、見て見ぬふりをしてた
や〇ざが無敵な時代だな
たけしさんその店の用心棒をしていたんだけど
(用心棒と言うより営業妨害だな)
ある日店の景品交換所が強盗に逢った
たけしさんが色めき立った
その日、たまたまうちの職場に来たんだけど
「どうなりました?」
「今、犯人を捜査してる最中なんだ」
「警察がですか?」
「ばかやろう!俺が捜査してるんだ」
「どうするんですか?」
「ばかやろう!逮捕するのに決まってるだろう」
結局、犯人は捕まらなかった
パチンコ屋はその後もたけしさんの一発台に玉を入れたかどうか知らないけど
何年かして店はつぶれた
あまりの暑さに涼を求めて昼休みに手賀沼に行って来ました。
なんせ昼休みが3時間ですから
スワンボートの側に本物のスワンがいました。
ここのハクチョウは渡り鳥ではありません
一年中いるんです。
野良ハクチョウなんです。
田圃を荒らす厄介者なんです。
公園の中に子供電車の踏切がありました
何だか疲れた
今日も暑くなりそう
毎朝だるくって・・
まだクーラーに体が慣れていないせいだな
まだ田舎にいた頃,、蒸し暑い日は自転車で5分も走ると
目が覚めたように青い清流の川があってそこにしばらく浸かっているだけで
体中の熱が引いて行くような感じがした
田舎から離れて涼を求めた場所がパチンコ屋だった
あれは不味かったな
チンジャラの騒音と体中に染み込む強烈なヤニの臭い
結局、いつも最後はすかんぴんにされたんだけど
さっ!仕事でもするか
7月に入るとけっこう各地で夏祭りが行われるね
アセチレンガスに燈された屋台、射的に輪投げ、型抜き・・
何だか郷愁を誘う
一時期のギャンブル依存体質はきっとあの頃に培われたんだな
もうずいぶん昔になるけど勤め人の頃
地元の夏祭りの晩、僕は救急病院で夜間の受付をしていた
夜間の受付は事務員だけじゃ無くて技師にも順番に当番が回ってきて
診療の段取りもするんだけど、酔っ払いや喧嘩のケガ人もいて結構大変だった
頻繁に警官なんかも呼んでた
その日僕は・・・
(世間は祭りで浮かれとるのにツイて無いな)
(これで一晩泊って4000円は割に合わんな)
その頃、事務の当直代が4000円だった
夜中の2時か3時頃だったか
リハビリの常連患者さんでや〇ざの親分のたけしさんが受付に半纏を着てやって来た
さっきまで神輿を担いでいた感じだ
親分と言っても組員数人の末端の親分さんで
その時、たけしさん少し顔色が悪くて怒ったような顔をしていた
「たけしさん、どうされました?」
僕は愛想良く尋ねた
「さっき指、詰めたんだ!」
と言って僕に詰めた人差し指を差し出した
たけしさんはすでに両手の小指は前に詰めていて無かったから
今回で3本目だ
宿直のDrに患者の症状を院内電話で知らせるんだけど
「指を詰めたそうですよ」
Dr「ええ!嫌だな~」
Drが処置室にやって来て
「繋ぎますか?」って言ったら
たけしさん
「ばかやろう!繋ぐわけ無ぇだろう!」
ちぎれた指を繋ぐとなったら大変な手術で時間もかかるんだけど
や〇ざ屋さんが刃物で切断した指の処置はそれほど手間がかからない
骨を削って切断面の上下を縫い付けるだけだから
その時の処置も5分ほどで終わったと思う
外科のDrは優しい先生だったけどテキパキして肝が据わっていた
処置が終わってたけしさんに
「この指どうしますか?」って
僕が指を差し出したら
「お前にやるよ!」
って言われた
(いらないよぅ~)
と僕はホルマリンの瓶にとれた指を入れて処置室にほっといた
もう、たけしさんも優しいDrも死んじゃっていない
遠い昔、夏祭りの日の思い出
雨上がりの朝、庭の花を撮って見ました
もう花を見るぐらいしか楽しみがありません
肥料もやらずほったらかしのユリですが毎年ちゃんと花を咲かせます。
遅咲きのアジサイです。
私を花に例えると、もうすっかり花は散ってすっかり腐ってますね
お楽の方(宝樹院)の本を探していて見つけた
3代将軍家光の側室で4代将軍家綱の母
まあ400年も前に生まれた方の話なので所説いろいろとあるのは仕方が無い事だ
江戸浅草の古着屋の娘お蘭は春日局に見出されて家光の側妾になる
その頃の家光は女性に全く興味を示さず男色に耽て、正妻との夜伽も無い
しかしお楽の大奥の先輩、側妾お振の方と関係が出来娘が生まれる
お振の方亡き後、お楽との間に4代将軍家綱が生まれる
側室に出世して将軍の母となったお楽
お楽のおかげで古着屋の義父は旗本に取り上げられ二人の弟は大名となる
玉の輿だね
ここまでがこの本のお話
ちなみに玉の輿と言う言葉はこれまたお楽の後輩側妾お玉の話から来ている
お玉は5代将軍綱吉の母で京都の八百屋の娘
男色だった家光がお振、お楽と女性との関係が出来
その後の側妾お玉の夜伽のテクニック?でとうとう女狂いになって行く家光
長男、家綱の後は側室にどんどん子供が出来てしまう
まあお楽にしてもお玉にしても本当はそれほど身分の低い生まれじゃ無いみたいだけど
物語的には古着屋や八百屋の生まれの方が面白いんだろうけど
それにしても江戸の将軍様って種馬だね
今週から映画館で司馬遼太郎の小説‘峠,が上演されている
河合継之助の活躍を描いた作品なんだけど
けっこうコロナで延び延びになっていたのがようやく上演されるみたいだ
キャッチフレーズが‘龍馬と並び称される,とかなんとか・・・
そうかあ~~
まあ龍馬自体が司馬さんが小説で取り上げなければあそこまで有名にはならなかっただろうけど
龍馬、継之助のかかわらず司馬さんの小説で取り上げられたからこそ
本来なら全く無名で歴史の舞台に登場しなかった人物が名を遺す事が出来た
その人物の名は岩村精一郎だ
今回、この映画で精一郎役は吉岡秀隆さんだ現在51歳との事だけど
精一郎が慈眼寺で継之助と対峙した時精一郎は23~4歳の時で
その時点で官軍総督府の監察、軍監すなわち参謀だ
この役は51歳の吉岡さんじゃ無くて
若くて、こ憎たらしいジャニーズのメンバーかなんかにした方が
良かったんじゃ無いのかな
しかし官軍と佐幕の藩で戦争をしてる最中に
長岡藩だけの中立なんか許されるわけが無い
中立するから長岡の武士の身分は守ってくれって言っても
守れる訳ないやろ
だから結局、長岡藩は流されないで済んだ多くの血を流さなくてはならない羽目の落ちた
現代の日本の立場も言える事なんじゃなかろうか