10月9日の体育の日に、栃木県茂木町ふれあいマラソンに参加しました。
サービス業に従事している故、日曜日に休めないことから、前もって土曜や祝日の大会を探して申し込みます。今回の申し込みはお盆過ぎだったと思います。市民マラソンもすっかり定着し、やや大会過剰のようにも思います。健康ブームにあやかって、マラソン人口は人口減に逆らって、増えているのでしょうか。冠名も多々あり、各市町村の名産、特徴をよく表しているものです。今回初めていった茂木町の名産はゆずで、町のキャラクターは「柚子モン」というマスコットでした。
会場は茂木中学校。小さな町の中学校そのままに、グラウンドも狭くトラックも使用せず、最後のゴールだけ設定されています。ゲストランナーはソウルオリンピック代表の宮原美佐子さんでした。
感心したのは開会式での実行委員、来賓のあいさつで、ともかく短い簡潔なあいさつで声はとても大きかったことです。市民マラソンは地元の小中学生と一般参加の大人が同時に集まる中で、ともかく元気よく皆さん気持ちよく走れるようにとの運営が感じられました。
スタートしてすぐのコースです。狭いです。おかげで間近で歓声を聞くことができます。
今回練習不足にもかかわらず、10キロコースに出てしまいました。39歳以下70名、40代で77名、50歳以上は138名の登録でした。一番に感じたことは、50代以上の方が多いこと。年季の入り方に圧倒されます。そして実際に早い。スタートしてすぐにおいて行かれます。20代のころハーフマラソンまで完走しましたが、とうに昔のこと。実際今は1キロ6分ペースです。制限時間は80分ですので、ともかくペースを守れば完走できると信じていました。
ところが実際、緩やかですが途中かなりの上り下りの坂が多く、2度ほど歩きました。ともかく無事にゴールすることだけを願っていました。
ゴール前ではすでに表彰式が始まっており、声援もまばらですがゲストランナーの宮原さんに伴走もしていただき、とても光栄でした。タイムは59分46秒
40代完走66名中59位の結果でした。走り終えて特に怪我もなかったのですが、翌日夕方よりひざの関節がほとんど曲がらなくなり、仕事になりませんでした。やはり練習不足は否めません。ただ走ることが好きなだけ。それだけのために朝3時に起床し、遠く栃木の山間まで旅した一日です。
40代半ばになって、何か好きなことを続けることができるのは幸せなことです。好きなことに理由はなく、そうした気持ちをこれからも大切にしたいと思っています。
迷惑をかけている家族に感謝を忘れずに。