ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

人生の示唆に満ちた夢。

2015-05-08 22:22:52 | 思うこと
昨日見た夢の話など話したところでスキマスイッチに笑われそうだが、昨夜見た夢はなかなか人生の示唆に満ちていたので、自分自身の備忘録としてここに記させていただく。どうせ私的なブログなのだから(笑)

夢の中で、私は農家を営んでいた。広い畑を持っていたのだが、家の斜め向かいにはラーメン店があった。
そのラーメン店の奥さんが、私の畑の井戸水を日々盗んでいる事が発覚した。
ある日ついに、その現行犯状態を見てたしなめた。奥さんは苦笑いして、
「すいませ~ん、ついこの井戸水が(スープの)仕込み場に近いので…」
と、シレーッとした様子。
ただ、さすがにご主人はマトモな人らしく申し訳ないと思ったのか、奥から出てきて平謝りだ。

ところがその奥さんはそれほど悪びれる事なく、
「あのー、ウチのラーメンを向こう3ヶ月タダにさせていただきますから、今日のところは見逃してもらえませんか?
と、シャアシャアと言ってのけるのだ。
私は怒りを抑え、こう言った。

「…私は、実家がうどん屋でした。でもオヤジにガンが見つかったのを機に店をたたみ、そのオヤジも2年前に死にました。
オヤジは生前、『ウチのダシは独自にブレンドしてもらったかつお節もさる事ながら、水が命や。この水なしには、このダシは出来ない』と云っていました。
あなたのお店は、スープが命でしょ?鶏ガラにしろ豚骨にしろ、水も命のはずですよね?
その命の水をウチから盗んでいたという事は、あなたのラーメンは永遠に他人のフンドシと言われても仕方ありません。
今までの事はもういいですから、今後は水も含めて本当のオリジナルのスープをお作りになってはどうですか?」

と、訥々と諭したのだった。
ご主人は半泣きで聞いていたのだが、奥さんは面白くなさそうだった…

何だか人生の示唆に満ちた、面白い夢だったので敢えて記させていただいた(笑)…