ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

久しぶりに「すがきやラーメン」をいただく。

2015-05-19 22:22:19 | うまいもん
仕事で立ち寄ったある街の駅前。お昼にしよう、と何気なくショッピングセンターに入ったら、この光景に出くわした。

なんと、あの「すがきやラーメン」ではないか。
我が家はもう子どもらもすっかり大きくなり、ショッピングセンターのフードコートにはまず行かなくなった。あのエゲツないまでの席取り合戦には、もうウンザリなのだ。従って、すがきやももう随分ご無沙汰だ。

しかし、今日は平日、しかも私ひとり。このフードコートも中間試験帰りの高校生が若干いる以外は空いているし、久しぶりに食ってみようとなった。恐らくだが、もう5年、いや7~8年は食っていない。

注文をすると、このようなモノを渡される。

出来上がったら、コレでピーピーと呼び出されるのだ。

久しぶりに、姿を現したすがきやラーメン。

見よ、このシンプルな具材を。さすがに300円だけの事はある(苦笑)。
そして、ツッコマれている銀色の物体はおなじみ「ラーメンフォーク」、すなわち麺をすくうフォークとスープをすするスプーンが一緒になったものである。
こいつを使って、麺とスープを上げてみる。

食いにくい事この上ない(笑)。
しかしこの、立ち上るカツオ風味がまさしくすがきやだ。カツオ+豚骨で、あっさりしていながらしっかりコクもあり、実にウマい。

京都・上賀茂に生まれ育った私は、小学校時代精一杯の背伸びがやんちゃ仲間と高野のイズミヤに自転車で行く事で、そこにあったすがきやを食べるのが楽しみだった。当時の価格で150円ぐらいだったと記憶する。
あれから35年余り経ち、今も変わらぬ味で郷愁をそそるすがきやに、感謝した白昼であった…