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鴻雁北(こうがんかえる)頃
今年の奈良はまだまだ桜が見ごろ
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今日のお稽古は、『桜川棗』
裏千家14代無限斎好み、謡曲桜川にちなんで好まれた平棗。
本家は、擦り漆の上に銀蒔絵で網が描かれており
内は黒塗、蓋裏から身にかけては金蒔絵の花びらが
七、八片、この蓋裏に「好」の文字と花押があり、箱の甲に
「常よりも春へになれば桜川 なみの花こそまなくよすらめ」
の歌、そして胴に「貫之の歌しるす」とある。
新版・茶道大辞典(淡交社)による
謡曲「桜川」は、自ら身売りした我が子桜子を探し
放浪の果て、桜川で狂女となった母は落花を網でをすくいながら
惜しむ。そこへ花見に来た我が子と再会、故郷に帰る。
というハッピーエンドのお話ですが、とっても哀しい気持ちに・・・
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お菓子は菜の花と桜をイメージした金団の上に砂糖漬のつくしを置き
『お花見きんとん』
干菓子は八朔ピ-ル2種、ブラックチョコでコーティングしたもの
琥珀糖の緑の葉を添えて
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誰ヶ袖棚で薄茶点前
軸は今日も『頭上満々』
奈良気象台の桜の満開日は4月3日、もう散り始めたようですが、
吉野山のシロヤマザクラ、上の千本が満開で、週末は奥の千本も満開、
頭上満々かな、でもコロナで花見客も自粛ですもの。
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