気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

今年最初で最後の『花月の式』のお稽古

2020-12-29 21:37:56 | お稽古
半月ほど前のお稽古を
コロナのこともあり、三蜜を避けてのお稽古が続き
なかなか5人が集まることができず・・・
12月13日は四人揃ったので私も入り
一年半ぶりに『花月』をいたしました
前日に六畳間と八畳間を襖を外し、ゴザを用いて八畳に
もちろん換気の徹底と加湿機能付き空清機もフル稼働
   

   

花は紅白の椿に桜蓼の紅葉を
   

菓子は「Xmasツリー」を用意して
   

最初は『炭付き花月』、大幅に時間がかかりましたが
炉になってまだ浅いのでお点前にも戸惑いがあり
しかたがないかな・・・・

次は初心に帰って『平花月』をいたしました
少しは花月の勘、炉の勘が戻ったのか
30分くらいで終了できました

花月の式は七事式の根本であり
常に立場が変わりその変化に応じての
働きが必要となります

無学和尚」がこの式に寄せた偈頌は
互換機鋒看仔細
意)どのような運命の転変があろうとも
  少しも動ずることなく変化に応じて対応できる

今の私達が生活していく上でも.必要な事ですよね
茶道にはいつも教えられています
又々花月しましょう