1月28日午後6時半に点火された「若草山焼き」
直前の雪で湿った芝、10%程度しか焼けず
平城京跡から枯れた芝の色だけの若草山
平城京跡からの遠望2023.2.11
如月も残すとこ1週間、麓の東大寺では修二会
練行衆11名の方々が20日から戒壇院別火坊での
「試別火」に入られている
二十四節気「雨水」になるも今朝も雪が舞っている奈良
さて如月は裏千家だけの「大炉」のお点前ですね
「十一代玄々斎」が北国の囲炉裏から創案され
咄々斎の暖をとる為、次の間の六畳の間に
一尺八寸の大きな炉をお切りになったのがはじめと
炉縁は北山杉の木地、炉壇は淡路の鼠色の土
逆勝手を基本とし
その上、極寒の季節の大炉には
湯気がたっぷり上がる広蓋の釜がいいですね
我が家で大炉のお稽古を始めてかれこれ八年
2月だけの大炉は、何かとややこしい
逆勝手、広蓋のお点前となります
初炭手前では灰器を用いず、雪輪の向うに
湿し灰を盛り、灰さじを立てておきます
後炭手前では、炭斗を用いず、雪輪の向うに
輪胴、丸毬打、割毬打、丸管炭、割管炭、枝炭三本を組んで
炮烙に炭道具と湿し灰、練香を仕組みます
炭手前はとってもユニ-クで楽しいです
やっと大炉のお点前を楽しめるようになってきました
私も社中の皆さんも
二月の干菓子は「福豆」と
信州小布施の信濃落雁「方寸」竹風堂
北海道富良野・美瑛産赤えんどうを培煎し超微粒に挽き
粉糖と水だけを加えて型にこめ、乾燥してできた干菓子
さて今月如月、私の作ったお稽古の和菓子は
升上庸
下萌え
鶯餅
後半は何を作りましょう
楽しみにしていてくださいませ