気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

大海の茶入れでお稽古

2018-09-17 21:24:50 | お稽古
秋雨前線が停滞し、不安定な天候が続き蒸し暑い日が続きますね。
また夏かと思わせるような夏日になった日の自宅稽古のしつらえは
床には「一期一会」有馬頼底筆の軸に、
花入れは二種の木槿、萩、杜鵑草と水引を活けており、
 

お出でになられたのは、お濃茶の点前も板についてこられた
Yさん、Iさん今日は『大海の茶入れ』でお稽古しましょうと、

茶入れにも色々な形がありますが、背が低く、
胴がふくれて口の広い茶入れは、口の広いところから
海に例えられ大きいのが『大海』、小さいのが『内海』と名づけられ
どちらも(だいかい)と読みますが、このような茶入れの仕覆は、
通常の仕覆に比べて緒が長い『長緒』と決まっております。

長緒は、片側の緒を二つ折りにして結び、右方の
一番前に長緒の端がくるように結び形を整えます。
又、点前では、茶入れの清め方、茶の入れ方、
長緒の解き方が新しい手続きとなります。
休め緒もいつものようでは緒があまりますので
下のようにしましょうね。

何度も結びを稽古して「やったーわかりました」と
満面の笑みで言っていただけて
私も教えがいがあり嬉しい限りです。
結びも茶の作法の一つとなりますからね。
お茶箱『雪、花、月』も又お稽古しましょうね。




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