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泉屋博古館「茶道具」2018.3.3~5.6
茶道のお稽古を進める中で 作法として『結び』が色々定められています。
茶入れの結び、休め緒から始まり、包み帛紗、大津袋、長緒、片とんぼ、茶碗の真の結び・・・
その中には、席中で結ぶお点前も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/95/66877cfa3948f1aea371958482dd1f6e.png)
泉屋博古館「茶道具」2018.3.3~5.6
*写真上二点は、良く撮れなかったので、昨春の泉屋博古館「茶道具」展からに
客の前での結びは、いかに綺麗に素早く結ぶかが大切になってきます。
その上、手捌きの美しさも大切ですよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/14/ab441a4e8686553ea68a7feaf8847988.jpg)
「茶の結び」は、茶の湯が武将の戦略の一つになっていた時代では
茶道役の間で主君の暗殺を防ぐため自分一人の心覚えの封印結びをしたのが
起こりであると言われています。
その結び方は文箱の封じ結びと同じように、
紐が解かれているとすぐわかるようになっており、
教える事も習う事もなく内密な紐結びとされていたそうです。
それでも戦国時代が終わると、これらの封印結びとしての意味合いもなくなり、
現在同様、花鳥風月に結びをたくすように。
現代社会では、結びはほとんどなくなり、テ-プ、マジックテ-プ、
ホッチキス、パッケ-ジ・・・
それでもエコを考えると風呂敷、袋物はすぐれもののように思われますから
紐結びを知り、使うことは大切だと思いますね。
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