
今日から弥生(やよい)三月、雪柳の花が咲き始め、

東大寺修二会も二月堂での本行へと。
前半の上七日と後半の下七日に区別されており、
前半の上七日の予定
一日は日中、日没、初夜、半夜、後夜、晨朝(じんじょう)
の六時に分けられ「六時の行法」では十一面悔過法要が行われ
それぞれに唱誦される声明は長短、緩急と変化に富み、
鈴や法螺貝も合わさり、仏教音楽様でもあり、
そして動的な激しい所作も繰り返されております。
散華行道:
悔過に先だち道場を荘厳するため、ハゼ(餅)を撒きながら
須弥壇の周りを回り、観世音菩薩の徳をたたえます。
散華行道
称名悔過:
諸仏の名前を唱え、十一面観音の姿や功徳をあげて唱句を
斉唱し、一句ごとに礼拝を繰り返されます。
称名悔過
五体投地:懺悔の心を体で表現されています。
五体投地
今日三月一日は、
午前1時40分頃に上堂され、秘仏のご本尊を礼拝され、
内陣の掃除や須弥壇の飾り付けを行う「堂内荘厳」のあと、
2時15分に火打ち石が切られ、火をおこす「一徳火」により
常燈の火種が点されております。
上七日
2時半頃、「開白」とも呼ばれる最初の「日中」の行
「悔過法要」が勤められております。
3時には、下堂され、就寝となっており、
正午の鐘で、食堂での「食作法」、大導師が祈願したあと、
一汁一菜または二菜の食事(正食)を頂かれます。
後はその日は食事を取ってはならず、連日続きます。

私は、先日の日曜日が最終の大炉のお稽古日になり、
出した大炉も来年までお休み、仕舞わなければなりません。
まずは身ごしらえはマスクを二重にして、
大炉の廻りには、新聞紙を敷きつめます。
炉中の灰を取りだしますが、炭を次ぐ部分の灰は、
荒目の濾しアミを通し大まかな消し炭を除き、
消し炭用の灰と、きれいな灰に分け、取りだした灰は
他の炉仕舞いの灰と一緒に、今夏には必ず湿し灰を
しなければなりませんね。

もうすぐ二月堂では正午の鐘が鳴り響きますね。

東大寺修二会も二月堂での本行へと。
前半の上七日と後半の下七日に区別されており、

一日は日中、日没、初夜、半夜、後夜、晨朝(じんじょう)
の六時に分けられ「六時の行法」では十一面悔過法要が行われ
それぞれに唱誦される声明は長短、緩急と変化に富み、
鈴や法螺貝も合わさり、仏教音楽様でもあり、
そして動的な激しい所作も繰り返されております。
散華行道:
悔過に先だち道場を荘厳するため、ハゼ(餅)を撒きながら
須弥壇の周りを回り、観世音菩薩の徳をたたえます。

称名悔過:
諸仏の名前を唱え、十一面観音の姿や功徳をあげて唱句を
斉唱し、一句ごとに礼拝を繰り返されます。

五体投地:懺悔の心を体で表現されています。

今日三月一日は、
午前1時40分頃に上堂され、秘仏のご本尊を礼拝され、
内陣の掃除や須弥壇の飾り付けを行う「堂内荘厳」のあと、
2時15分に火打ち石が切られ、火をおこす「一徳火」により
常燈の火種が点されております。

2時半頃、「開白」とも呼ばれる最初の「日中」の行
「悔過法要」が勤められております。
3時には、下堂され、就寝となっており、
正午の鐘で、食堂での「食作法」、大導師が祈願したあと、
一汁一菜または二菜の食事(正食)を頂かれます。
後はその日は食事を取ってはならず、連日続きます。

私は、先日の日曜日が最終の大炉のお稽古日になり、
出した大炉も来年までお休み、仕舞わなければなりません。
まずは身ごしらえはマスクを二重にして、
大炉の廻りには、新聞紙を敷きつめます。
炉中の灰を取りだしますが、炭を次ぐ部分の灰は、
荒目の濾しアミを通し大まかな消し炭を除き、
消し炭用の灰と、きれいな灰に分け、取りだした灰は
他の炉仕舞いの灰と一緒に、今夏には必ず湿し灰を
しなければなりませんね。

もうすぐ二月堂では正午の鐘が鳴り響きますね。
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