学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

本の装丁

2007-05-23 22:35:00 | Weblog
昨日、NHK総合「プロフェッショナル仕事の流儀」で、
装丁家の鈴木成一さんが登場していました。
本を熟読して、イメージを膨らませる。
決して妥協しない信念。
装丁家は、創造力の豊かさが求められる仕事で
あることがよくわかりました。

学芸員も本の装丁を担当するときがあります。
そう、展覧会カタログです。
私はどうも装丁は苦手なたちで、できあがった表紙は
なんだかどことなく淋しいものが多くなってしまいます。
(故意にやっているのではないので、心のどこかに淋しいところがある?)
ですから、鈴木さんの仕事を見ていると、とても
参考になるところがありました。
次回の展覧会カタログ作成の際には、充分に役立てたいと思いました。