今日は休日なので、家でのんびりしています。戸外は雪。滅多に雪の降らないこの地方では珍しいことです。ぱらぱらと降っているので、積もらずに、すぐ解けてしまうでしょう。
さて、唐突ではありますが、私は藤島武二の版画がとても好きです。藤島は明治から昭和にかけて活躍した洋画家ですが、なかなかどうして版画にも良いものがあります。若いころ、藤島はアールヌーヴォーの影響を受けていますが、版画においても植物を画面に取り入れながら、女性の姿を美しく描いています。(女性と蝶との組み合わせもとても好きだったようです)
水彩でも、音楽六題(ひろしま美術館蔵)があり、これは絵葉書の図案として描かれたようですが、これもまた良く、快活で屈託のない笑顔を見せる女性たちが楽器を奏でる姿を描いています。もらう人が喜ぶような、という絵葉書の制約があったのかもしれませんが、これだけ素敵な女性の笑顔を描ける画家はそういなかったのではないかと思っています。
藤島の油絵を見る機会はあっても、なかなか版画や水彩を見る機会はありません。私もお目にかかったのはたった2度だけです。けれども2度だけでも、出会えて良かった、と思うのです。またどこかで藤島作品で出会えることを祈って、今日は筆を休めることにいたしましょう。
さて、唐突ではありますが、私は藤島武二の版画がとても好きです。藤島は明治から昭和にかけて活躍した洋画家ですが、なかなかどうして版画にも良いものがあります。若いころ、藤島はアールヌーヴォーの影響を受けていますが、版画においても植物を画面に取り入れながら、女性の姿を美しく描いています。(女性と蝶との組み合わせもとても好きだったようです)
水彩でも、音楽六題(ひろしま美術館蔵)があり、これは絵葉書の図案として描かれたようですが、これもまた良く、快活で屈託のない笑顔を見せる女性たちが楽器を奏でる姿を描いています。もらう人が喜ぶような、という絵葉書の制約があったのかもしれませんが、これだけ素敵な女性の笑顔を描ける画家はそういなかったのではないかと思っています。
藤島の油絵を見る機会はあっても、なかなか版画や水彩を見る機会はありません。私もお目にかかったのはたった2度だけです。けれども2度だけでも、出会えて良かった、と思うのです。またどこかで藤島作品で出会えることを祈って、今日は筆を休めることにいたしましょう。