今日も暑い一日でした…。夜になった今は大分涼しく、北風が部屋の中を吹き抜けて行きます。
さて、今日は東京都現代美術館で見た「フレデリック・バック」展をご紹介します。
フレデリック・バックは画家でアニメーション作家。彼の代表作は「木を植えた男」、「クラック!」で、アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞しました。展覧会ではバックの原画や「木を植えた男」の上映、「クラック!」などの一部のアニメーションを紹介しています。
会場に入ってすぐに「木を植えた男」のアニメーションが流れます。立って見るには少し長めですが、すぐれたアニメーション技術とストーリーにすぐに引き込まれていきます。アニメーション技術が優れている、というのは、映像がとても綺麗というのではなく、軽いタッチの描写とパステル調の淡い色彩が特徴で、「木を植えた男」の世界観にまさにぴったりなのです。日本は世界的に見てもアニメへの興味・関心が高く、これまで数々のアニメ作品が生まれていますが、バックのような雰囲気のアニメは日本にはないなあと思いました。
余韻。
人は何か感動的なものを見たときに、心の中にそれを感じます。近頃はアニメを見ても、余韻を感じるものがなかったけれど、「木を植えた男」はアニメの大きな可能性を感じさせるものでした。
展覧会では映像を見る場所が多いので、後半は立って見続けるのがつらくなりましたが、休憩をしながら、ゆっくり見ると良いのかもしれません。
「名和晃平展」、「フレデリック・バック展」、どちらもとても面白い展覧会でした。
さて、今日は東京都現代美術館で見た「フレデリック・バック」展をご紹介します。
フレデリック・バックは画家でアニメーション作家。彼の代表作は「木を植えた男」、「クラック!」で、アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞しました。展覧会ではバックの原画や「木を植えた男」の上映、「クラック!」などの一部のアニメーションを紹介しています。
会場に入ってすぐに「木を植えた男」のアニメーションが流れます。立って見るには少し長めですが、すぐれたアニメーション技術とストーリーにすぐに引き込まれていきます。アニメーション技術が優れている、というのは、映像がとても綺麗というのではなく、軽いタッチの描写とパステル調の淡い色彩が特徴で、「木を植えた男」の世界観にまさにぴったりなのです。日本は世界的に見てもアニメへの興味・関心が高く、これまで数々のアニメ作品が生まれていますが、バックのような雰囲気のアニメは日本にはないなあと思いました。
余韻。
人は何か感動的なものを見たときに、心の中にそれを感じます。近頃はアニメを見ても、余韻を感じるものがなかったけれど、「木を植えた男」はアニメの大きな可能性を感じさせるものでした。
展覧会では映像を見る場所が多いので、後半は立って見続けるのがつらくなりましたが、休憩をしながら、ゆっくり見ると良いのかもしれません。
「名和晃平展」、「フレデリック・バック展」、どちらもとても面白い展覧会でした。