日本橋が陽の目を見る日

本日付日経新聞電子版に日本橋の上を走る首都高高架を地下化する方向で国土交通省や東京都が検討に入ったとの記事がありました。2020年の着工を目指すとのことで、日本橋全体が久しぶりに太陽の光を浴びる日もそう遠くないようです。

日本橋といえば、浮世絵の画題として広重、国貞、国芳、北斎など数多くの絵師たちによって描かれています。まさに江戸を代表するところであり、それが昭和になって高架下になり薄暗くなってしまったのは返す返すも残念なことでした。今回のニュースを聞いて、とても嬉しく思った次第です。

その一方で、地下化することで首都高の循環が悪くなり、人や物流の動きが悪くなるのではないかという心配もしたりする。地下化にすると、当然周りは暗くなりますから車は減速して走らざる得ない、となれば、これまでよりも通行に時間がかかるわけだし、事故が増えたりすることもあるかもしれない。いらぬ心配事なのかもしれませんが…。

それはともかく、2020年に明るい日本橋が見られることを期待したいですね！