ゴーヤーの和名は「ニガウリ(苦瓜)」「ツルレイシ」という。強い日差しを好み、つるが長く伸びるので、ベランダなどを多うグリーンカーテンとして植えることも増えてきた。
ゴーヤーにはカリウムとビタミンCが含まれている。ゴーヤーの特徴は、ピーマンと同様、ビタミンCは、熱を加えてもほとんど減少しない。生の状態だと、ブロッコリーのほうが豊富だが、加熱するとゴーヤーが勝る。ビタミンCはコラーゲンの合成を助け、メラニン色素の合成を抑える働きをするとされる。夏のお肌のケアにも良いだろう。
かつお節はゴーヤーの苦みを抑えるという東京農業大学の研究がある。これによれば、苦味の成分である「モモルディシン」が、かつお節に吸着して、苦味が弱められるとされる(「日本食品科学工学会誌」2008年4月)。
チャンプルーなどの炒め物もいいが、ゴーヤーと梅肉のあえ物もいい。半月型の薄切りにしたゴーヤーを、湯に通してからごま油を絡め、梅肉とかつお節をたたいて混ぜ合わせれば、苦味と酸味がさわやかな一品になる。
□南雲つぐみ(医学ライター)「ゴーヤーのウメ和え ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年7月13日)を引用
ゴーヤーにはカリウムとビタミンCが含まれている。ゴーヤーの特徴は、ピーマンと同様、ビタミンCは、熱を加えてもほとんど減少しない。生の状態だと、ブロッコリーのほうが豊富だが、加熱するとゴーヤーが勝る。ビタミンCはコラーゲンの合成を助け、メラニン色素の合成を抑える働きをするとされる。夏のお肌のケアにも良いだろう。
かつお節はゴーヤーの苦みを抑えるという東京農業大学の研究がある。これによれば、苦味の成分である「モモルディシン」が、かつお節に吸着して、苦味が弱められるとされる(「日本食品科学工学会誌」2008年4月)。
チャンプルーなどの炒め物もいいが、ゴーヤーと梅肉のあえ物もいい。半月型の薄切りにしたゴーヤーを、湯に通してからごま油を絡め、梅肉とかつお節をたたいて混ぜ合わせれば、苦味と酸味がさわやかな一品になる。
□南雲つぐみ(医学ライター)「ゴーヤーのウメ和え ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年7月13日)を引用