市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

野沢菜

2013-11-30 07:16:52 | 山菜
 野沢菜、なかなか手強い野菜だ。出来るだけ早く成長させ、霜に数度当てると、茎が柔らかく、且つ、美味しい野沢菜漬けができるとのことなので、今年は昨年よりもやや早めに種付けをして、作付面積も増やした。ところがさほど大きくならないうちに葉が黄色く枯れ始めた。止むを得ず、先週収穫した。収穫量は昨年よりも1Kgほど少ない。
 

 昔、田舎から送ってもらった野沢菜漬けをイメージして、3~4%ぐらいの粗塩、ザラメ、酒、タカノツメ、乾燥させたりんご、柿、ミカンの皮、それに、今年は味噌を加えて漬けてみた。どうも田舎では味噌を使うのがみそらしい。さーてどんな味に出来るか楽しみじゃー。

 葉の大きなものは葉をむしりとり、茎とは別に漬けて、野沢菜おやきにするのだ。

 根っこはカブのように立派なものもあり、捨てるにはこころもとない。生でかじってみると、硬くて、からい。大きいものはスライスして、甘酢漬けにしてみた。ピンク色のぴりから漬けが出来た。
 残りは、とりあえずレンジで5分ほどふかしてみた。なんと驚くことに激変した。ほっくり柔らかくなり、辛味が消え、クリのような甘さが出て、このままでも充分食べれるのだ。
 

 野沢菜という野菜は本当に不思議な野菜だ。煮ると独特の風味が出るし、カブも熱を加えると激変する。栽培もその地域に適合した方法があるみたいだ。
コメント
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