蔵風造りの【文化伝習館】
比企歴史の丘巡回文化財展 比企のタイムカプセル20
ー比企の近代遺産ー
全体期間
令和3年8月24日(火)~11月28日(日)
※但し8月24日(火)~8月29日(日)嵐山町ふれあい交流センター(嵐山会場)
は緊急事態宣言発出により、開催は中止になりました。
主 催
比企地区市町村教育委員会連合会
比企地区文化財振興協議会
埼玉県立嵐山史跡の博物館
内 容
比企歴史の丘巡回文化財展は、今年で20回の節目を迎えます。今回は「比企の近代遺産」をテーマに、身近に
残る近代の遺産から、「比企地域の近代」を紹介します。
江戸時代の日本にとって、黒船来航は大きな衝撃でした。欧米列強との圧倒的な力の差を痛感した日本は、欧
米列強に並び、追い越すために、これまでの国の制度や生活様式を根本から作り変える大改革に着手します。欧
米由来の最新技術や文物と、日本が培ってきた技術・経験とが合わさった結果、この時代の日本にしか存在しな
い貴重な品や技術の数々が生み出されました。
欧米列強と立ち並ぶということは、日本が世界情勢に巻き込まれていくということでもあります。度重なる不
況や国家間の戦争に直面する中で、日本に生きる人々の生活様式や道具、建造物に至るまで、目まぐるしく変化
していきました。
現在の生活がどのように形作られ、今に至るのかを語る資料の一端は、今も身近に残されています。本展が身
近に残る近代の足跡に目を向け、先人が尽力して遺したものを後世に守り継ぐきっかけとなれば幸いです。
《埼玉県立嵐山史跡の博物館HP 巡回文化財展「 比企のタイムカプセル 」より》
上記の通り最初の会場の予定であった嵐山会場での開催が中止になりましたので、8月31日(火)~
9月5日(日)までの東秩父村和紙の里ふるさと文化伝習館(東秩父会場)での開催が実質最初の開
催場所となりましたので、早速、初日である本日見学に行ってきました。多分見学者第1号?
展示と言っても、対象が建築物だけに実物の展示は不可能ですので写真のパネル展示です。
展示の一部
この比企歴史の丘巡回文化財展 比企のタイムカプセルは、縄文・弥生・古墳時代から奈良・平安
時代、中世と下がってきてとうとう近代にまで来てしまいました
その間には、建造物や天然記念物・名勝などをテーマにした文化財展もありましたが・・・
展示内容は次の通りですが、展示対象の中で自前の写真があったもの幾つかを挿入しておきます
■近代教育施設~国民教育制度の確立~
大河小学校腰越分校(現・埋蔵文化財整理室)【小川町】
■日本赤十字社埼玉県支部旧社屋~近代建物の保管~
日本赤十字社埼玉県支部旧社屋【嵐山町】
■橋と砂防~交通・土木の進歩~
■身形神社と成福寺~神仏分離~
身形神社【東秩父村】
■青い目の人形~日米交流~
■旧遠山家住宅~近代和風建築~
■石 倉~大谷石の流通~
旧たばこ専売事務所石倉【小川町】
■水府門樋~近代化を支えたレンガ~
■玉成舎~養蚕業の進展~
玉成舎主屋・石倉【小川町】
各市町村ごとの展示期間・会場
◆
8月24日(火)~8月29日(日)
※緊急事態宣言発出により、嵐山会場での開催は中止
◆東秩父村和紙の里ふるさと文化伝習館◆
8月31日(火)~9月5日(日)
◆東松山市埋蔵文化財センター◆
9月7日(火)~9月12日(日)
◆鳩山町多世代活動交流センター美術展示室◆
9月14日(火)~9月19日(日)
◆ときがわ町活き生き活動センター◆
9月22日(水)~9月26日(日)
◆川島町役場多目的ホール◆
9月28日(火)~10月3日(日)
◆小川町立図書館◆
10月5日(火)~10月10日(日)
◆滑川町エコミュージアムセンター◆
10月12日(火)~10月17日(日)
◆吉見町埋蔵文化財センター◆(入館料300円)
10月19日(火)~10月24日(日)
◆嵐山史跡の博物館(会場:講座室)◆
10月26日(火)~11月28日(日)
見学日:令和3年(2021)8月31日(火)