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令和6年度 さきたま講座①
講座名:「行田市の日本遺産-文化財を活かしたまちづくり-」
日 時:令和4年12月11日(日)13:30~15:30
場 所:埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)
講 師:中 島 洋 一 氏(行田市教育委員会 文化財保護課 主査)
主 催:埼玉県立さきたま史跡の博物館
内 容:同博物館企画展示室で5月26日(日)まで開催のスペシャルテーマ展「埼玉古墳群と日本遺産」
関連の講座。日本遺産ストリートと、足袋蔵等歴史的建蔵物を活用したまちづくりについて。
を聴講してきました。
日本遺産(「にっぽんいさん」ではなく「にほんいさん」と読む)は、世界遺産の日本版のように思われるかも
しれませんが、世界遺産が「遺産を保護して未来へ伝えるためのもの」であることに対して、日本遺産は認定さ
れた地域の「文化財を保存活用し地域を活性化するもの」で、その趣旨・目的とするものがちがうようです。
認定された行田市の日本遺産は、「和装文化の足元を支え続ける 足袋蔵のまち行田」がストーリとなっており、
足袋蔵を中心とした内容の講座でした。
さきたま講座は、さきたま史跡の博物館という性質上、古墳などを中心テーマとした考古学関係の内容の講座が
大半を占めており、行田市の日本遺産関連で、2022年12月に、同講師による「行田市の日本遺産と埼玉古墳群」
が開催されていますが、今回を含め近現代をテーマにした内容の講座は大変珍しいものです。
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講座の聴講ではありますが会場が博物館内であることから入館料200円を。講座の聴講だけでなく、当然
展示品の観覧もしますので。
入館者700万人達成 おめでとうございます このうちの幾つが自身の延入館数分でしょうか?二桁は
確かです。
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4月上旬に観覧済のスペシャルテーマ展「埼玉古墳群と日本遺産」でしたがあらためて観覧してから講座
会場に
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講座とは直接は関係ありませんが、埼玉県立さきたま史跡の博物館が開館したのは昭和44年(1969)の
ことで、この時は、「埼玉県立さきたま資料館」という名称でした。
平成17年(2006)に、現在の「埼玉県立さきたま史跡の博物館」と改称されました。自身が初めて「埼
玉県立さきたま資料館」を訪ねたのは、昭和51年(1976)2月のことで、今から48年も前のことでした。
このころ展示されていたものの中には所謂古民具も相当数展示されていました(当時の【入館案内】にも
載っています)
ここにに挿入した【入館案内】と【入館券】は、42年前の昭和57年(1982)6月に訪館した際のもので
す。この時は既に『辛亥鉄剣』が公開されていましたが、古墳や埴輪といったものにはまだ興味がない
時代でした。
また、当時の入館料が50円であったことは忘れていました・・・
聴講日:令和6年(2024)5月25日(土)