四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

大河原氏館跡 浄蓮寺(埼玉県東秩父村)

2021年12月25日 | 神社仏閣


『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」比企市町村推進協議会』が発行するリーフレット「鎌倉殿を支えた
 武士の故郷 比企の史跡マップ」に掲載されている史跡めぐりも取敢えず最後となりました。
秩父郡でありながらも生活圏は比企郡の東秩父村の『浄蓮寺』です。

最後も、リーフレットにある浄蓮寺の説明文から始めます。
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浄蓮寺は、松山城主上田氏の菩提寺です。鎌倉時代末、大河原神治太郎光興の創建と伝えられています。
寺伝によれば、大河原神治太郎光興が屋敷内に道場を開くため、日蓮の弟子日朗を招いたといわれていま
す。

豆知識:大河原神治太郎光興は、比企能員の子で鎌倉妙本寺を開いた比企能本と親交があったと伝わっています。
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もう少し鎌倉・比企氏とのかかわりはないかと調べてみたところ、比企氏15代則員は松山城主上田朝広に
仕えていた武将とあった。これだと戦国時代末期の話になりますから「鎌倉殿の13人」には結び付きませ
んね。





山門脇の塀にしっかりポスターが貼られていました。
この浄蓮寺では、「鎌倉殿の13人」に対してどのように向き合っているのかを知りたいとこともあ
って、何度も行っている浄蓮寺に出かけてみたわけでした。




左から 「祖師堂」・「鐘楼堂」・「本堂」
この写真には写っていませんが、本堂の右隣に「庫裡」があり、庫裏にもポスターが2枚貼られて
いました。




中央の建て直ししたお堂が「妙栄稲荷堂」




「上田氏墓所」

『大河原氏館跡・上田朝直墓』 ← 過去記事

リーフレット「鎌倉殿を支えた ・・・ 」には掲載されていない鎌倉時代関連の史跡がまだあり
ます。しかし、平等に9市町村1か所づつ(東松山のみ2か所)にしているために仕方ないですね。
また、私的には納得のいかない説明文もありましたが、そのまま載せました。
折を見て未掲載の史跡(指定史跡とは限りませんが)再訪して何か書いてみたいと考えています。

参詣日:令和3年(2021)12月24日(金)

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