
児玉郡上里町勅使河原1864に所在する臨済宗円覚寺派の寺院 勅使山大光寺 を訪ねてみた。同寺は、武蔵七党のひとつ丹党の勅使河原氏の居館跡である。

門前に建つ「勅使河原氏館跡」の石碑

山門に掲げられた山号「勅使山」の扁額

山門を入って左側にある「大光寺」の説明案内板 門が空いていると門扉の裏に隠れてしまい見落とすおそれあり

本堂

本堂正面に掲げられた寺号「大光寺」の扁額

本堂左側面

鐘楼と銅鐘 近年の建立

見透灯籠(江戸時代) 神流川の渡しの標準となっていたものを移築し保存してある

六地蔵尊

本堂左手のこんもりした段上にあるお堂

本堂裏手右にある鎌倉時代の旧総門(江戸期に移築) 今回の訪問の目的はこの旧総門
神流川合戦の際、この総門のみを残し、他は焼失

旧総門 左斜めから

「勅使山」の扁額

神流川合戦の際の弾(矢)痕と思われる傷

射られた矢の痕跡か

左:親子地蔵(室町時代) 右:石幢(室町時代)

親子地蔵 不背碑とも言われる 勅使河原父子の墓

石幢 勅使の供養塔

開基廟 勅使河原有直公の墓所

勅使河原氏五代の墓

土塁・空堀跡ではありません 立札で旧境内地で土塁ではありませんと親切に書かれています
色々な方のブログやHPでは、土塁・空堀跡と解説しています。
窪みを見れば空堀跡 土が盛られているのを見ると土塁跡と思ってしまうお城マニアですから・・・
散策日:2017年(平成29年)1月21日(土) 実は前日(20日)にも訪問したのですがあまりにも見落としが多かったもので再訪しました(恥)