泳ぐ能力があり、海の知識がある。
海通・・・海オタク・・・海バカ・・・。
海は素敵だなぁ♪ 恋してるからさぁ♪
(かなり年代が限られるフレーズだと思う・・・)
海って、そんなもんじゃないんだけどなぁ・・・。
どんなに努力しても海中で息はできない。
立派な人間になるほど、魚人にはなれない。
中途半端な人間だけが、半魚人の資格を得る。
劣っていると自覚できたら、海の水で息ができる。
この世は、とても、とてもヒネクレているのだ。
陸上で海の話をするのは趣味だ。
海関係で商売だって出来る。
上手く儲けてね。
ワシの知ったことじゃない。
でも、本気で魚人だと思わないでね。
海の中では溺れちゃうよ。
海の生物は理屈を言わない。
そりゃそうだ。
理屈を覚える意味がわからない。
必要ないから。
理屈は陸の人間だけが言う。
解らないから、必死で言う。
半魚人になってみると解る事がある。
人間は・・・リキミすぎだよ。
それでは、海の中では溺れてしまう。
法則にしばられれしまうと、海中では自由に動けないぞ。
陸上の道は立派な人間を目指すのかもしれない。
でも、海の中で立派な人間にはなれないぞ。
海の中でなれるとしたら、魚人だ。
魚人になると、半分しか人間になれない。
海の中にあるのは、人間の道じゃない。
人間の道のヒントにはなるかもしれないが・・・。
海にも道はあるけれど、陸の道とは構造が違う。
陸は平面に道があるけど、海は立体に道がある。
法則にとらわれては、道を歩けないんだ。
だから人間として半分失格な「いいかげん」が、
半魚人の素質となるんだ。
「思い込んだぁら試練の道を♪」(注:巨人の星)
これは陸の人間の歌だ。
成り上がる事を目指す努力と根性の歌だ。
(最近は巨人の星を目指すのはダサイといわれる)
海の中からも星は仰げる。
巨人の星ではなく、魚人の星だ。
魚人の星は「自由」を目指す方向に輝く。
海は道を試練にしない。
海の道は力を抜くと楽に泳げる道だ。
(本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間・氣功療法院」