水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

代償・2

2005-06-15 20:58:32 | Weblog

真のプラスやマイナスの判断は容易ではない。
自分勝手な「プラス」が「真のプラス」とは限らない。
それ以前に、プラスとマイナスがあるかどうかも判断できない。
人間の段階は・・・アホなんだ。
だから、希望はもてる。

プラス・マイナスは判断し難くても、
明るい・暗いは判断しやすい。
未来はわからなくても、
「明るく思えれば、その時は明るい」
これは、当たり前だ。

未来は「今」に隠れている。
過去も「今」に隠れている。
「今」この瞬間は、結構幅がひろい。
だから、いつでも、希望が持てる。

多種多様な生き物が、それぞれ「思う」。
自分だけが優先して思い通りになるわけがない。
思い通りにならなくても、今を生きる事は出来る。
今を明るくする事は出来る。
する、しないは本人の行いだけだ。
たまには暗くても風情があるし・・・。

出会いと交流に影響し合う、
お互いの、その「思い」
お互いの、その「行い」
そして未来の形が創られる。

自分が積極的に変わろうとするなら、
「思い・行い」の「流れ」を濃くする必要がある。
濃くする方法の一つが「代償」だ。
この「代償」が人間の社会を形成してきた。
「代償」をあまり使わぬ他の生物との違いだ。

変化の為の代償として、いろいろ用いる。
労力・生命・時間などだが、
近代になり「お金」が多く使われる。
代償の共通代用だ。

共通の価値を代用するお金は便利だ。
だが便利すぎて、あくまで「代償」だった事を忘れる。
その為「お金」だけを求める本末転倒が起きた。
今では、本末転倒が「常識」になった。
人間って・・・かなり・・・変わっている・・・。

どんなに変わっていようが、そんな事はいい。
趣味で集める「お金」も、それぞれの勝手だ。
だが「変化」を求める代償だ。
代償を使わず、変化だけ求める風潮が多くなった。
それでは、変化し難いぞ。


(本館は http://iiki.desu.jp/  「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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