水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

半魚人・6

2005-06-11 20:23:22 | Weblog

「文明」は陸の生物の特徴だ。
「自然」は海の生物の特徴だ。
どちらも進化する。
あるいは、変化し続ける。

だが「文明」は進化を促進する。
変化・進化を急ぐ。
人間は「進化したい」と思っているからだ。
急いだ先に何があるか、わからない。
あまり・・・そこまでは考えないみたい。

「自然」はゆっくり進化する。
基調が「調和」だから急がない。
急げない。
「なるように、なるさ。ケセラセラ」
「アッシラーム。神のおぼしめし」
少なくても・・・根性は無いな・・・。

陸が急いで進化したがっているのに、
海は急ぐのが苦手だ。
だが陸も海も同じ地球の一部だ。
どうしても、影響がある。
ノンビリ屋の海。
セッカチ屋の陸。
海側が押され、侵されてしまっている。

陸上の人間が海に口を出す。
海に関心がある人間はマジメが多い。
マジメは「正・誤」を基準にしている。
そして誤りを許せない性癖を持っている。
だから・・・攻撃的になる癖を持っている。
「正・誤」は立つ位置によって違うのに・・・。

魚人は攻撃も反撃も苦手だ。
だから・・・少しづつ引っ込む。
根性が無いのだ。
議論は苦手だ。
というより、議論する意味がわからない。

海は「正・誤」を基準にしていない。
海は「生命」を基準にしている。
だから・・・魚人は思う。
海の解説をする人間に思う。
「そ、それ、違うんだけどなぁ・・・」
声は・・・小さい。

ワシは半魚人。
ワシと同じ半端人間も多い。
皆、声は小さい。
(ワシは大きい方かもしれない)


(本館は http://iiki.desu.jp/  「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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