ワシには解る。
神楽を舞う少女の動作の意味が。
宝剣を半分抜いて、目の前にかざす意味が。
その宝剣が何故あれほど磨かれているのか。
奉げる相手が神だと知れば、動作の意味は解ける。
宝剣は守護であり、破邪である。
だから守護の舞があり、破邪の舞があった。
そして神に奉げる感謝と畏れの舞であった。
神楽は多くの事を表現し、教えてくれた。
ワシはここで神楽を観る事に感謝したぜ。
舞の全て理解できるわけではない。
だが、一つ解ければ幾つか解ける。
芯が解ければ、方向は解る。
解れば舞は面白い。
神楽は、とても面白い。
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