講義で幾つか染みた事がある。
天河神社の象徴として五十鈴(いすず)がある。
神話の神代鈴と同じモノといわれている。
その神器を振ることに魅せられた人がいた。
あまりに見事な鈴振りに講義をお願いしたのだ。
髭顔の原氏は臨時講師を快く引き受けて下さった。
「あれは振っているのではなく、振らされているのです」
振る、より、震るに近いのかもしれない。
震えてしまうようだ。
そして、その波動は全身に波及するようだ。
「つい、腰も振ってしまいます」
「顔はにやけてしまいます」
この神器は、嬉しい、楽(愉)しい、気持ちいいモノなのだ。
身体が自然に振れる。
それは舞の元でもある。
楽器の元でもある。
神は楽しい場所に降りて来る。
こんな、当たり前が今まで判らなかったのだ。
神は嬉しい場所に降りて来る。
神は気持ちいい場所に降りて来る。
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