水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・111」

2011-11-13 18:48:08 | Weblog



畑氏が、本来したかったのは動物王国。
作家も本気だが、動物王国が主体のようだ。
初期の作家活動時期は全力で「いのち溢れる文章」だった。
本人の若さと生命力も旺盛の時期だ。
数倍の人生を歩む人もいるのだ、と心酔した。

私はオナゴと恋愛的な夢中になれない。
恋愛はメンドウになり、苦手なのだ。
といって、オトコ好き(同性愛)ではない。
だが、時々、夢中で追いかける人はオトコだ。
しかも、オジサン・・・
二人の御師匠もそうだし、畑氏もそうだった。

夢中になると、結構情熱的?
二年生のゴールデンウィークに北海道に追いかけていった。
当時、畑氏はある無人島に暮らしていた。
前後の見境無く、追いかけるクセがある私だ。
一応会いたいとの手紙は出したが、アポは無しだ。

今の自分の立場(スポンサー付きの学生)も忘れて対岸の港まで。
そこにあった、小さな畑氏の船を見つけ現実に戻った。
勝手な行動で心配かけた事を謝ったメモだけ置いてきた。
後に畑氏からの丁寧な手紙を受け取ったが、それは宝物の一つだ。

私の後にも同じような若者が幾人もいたらしい。
その中から、後の動物王国のスタッフになった人もいる。
もし、私が強引に居座ったら、どういう人生になっていたろう。
そんな事を、十数年は(時々だが)思っていたりした。
人生に、もし、たら、れば、は意味無いのにねぇ・・・



(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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コメント
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