カルテ番号 に・6(17)
院長は言葉を探しながら話す。
それは相手も考えながら聞くようにしむけているようだ。
「物質にはその姿を維持できる限度があります。
人でいえば肉体ですね。
その維持限度は、人の場合150歳から160歳くらいのようです。
細胞には再生限度があり、そこから出した推定のようです。
つまり現代の人の寿命といわれているものよりも倍くらいはあるようですね」
西本功はその学説は読んだことがある、と言った。
「実際には環境や人社会の時代により大きく影響されるでしょう。
例えば飢饉や戦争など劣悪な条件があれば細胞は本来の力が出ませんから。
そして、生命にとって意識がとても大きく影響します。
寿命が80歳と思っていれば、それに合わせて生命も枯れようとします。
最低でも100歳と思っていれば、その分長く伸びるでしょう。
本来はそれでも50年くらい短く見積もっているのですが・・・」
院長は西本功の顔を見て言った。
「若返りとは現代の固定概念からみての言葉となります。
80歳でも5、60歳のようになれば、若返ったと思うでしょう。
実際は若返りではなく、本来の姿に近くなっているだけです。
生命力が本当に活性すれば、元気、つまり元の気の姿になるわけです。
若返りは特別難しいわけではありませんが、人の固定概念が邪魔をしますね」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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