カルテ番号 に・6(14)
西本功は院長に頭を下げて言った。
「先生、自分には気功というものが解りません。
ですが先生の言葉は納得できます。
今週中に再検査し、結果が判り次第、結果がどうであってもまた来ます。
もう少し健康と病について勉強したいと思っています」
院長は淡々と答えた。
「いつでもどうぞ」
店に帰った西本功の顔を見て、妻が言った。
「あなた、その先生の気功が効いたのね」
功は面食らった。
「いや、自分は特に何も感じなかったぞ。
何も変わらなかったと思うぞ」
妻は言った。
「何言ってるの。出かける前と全く違うわよ」
西本功はとまどった。
顔つきまで、そんなに違っているのか?
だが、特に変化があったとは思えない。
その夜、布団に横になってから気がついた。
そういえば、今は胃のあたりが重くない。
気功のせいなのか、話のせいなのかは判らないが。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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