カルテ番号 に・6(11)
「もっとも、病名を他人に告げていいのは西洋医学のドクターだけです。
病名というのは医者の符丁なのです。
東洋医学も病名をつけますが、西洋医学とは全く別の名前になります。
つまり、西本さんが自分で自分を風邪になった、というのはかまいませんが、他人を風邪だと診断するのは医師法に違反します。
私も、氣の感覚として癌と感じます、というのが正しい言い回しになります。
最初に説明したように、あくまでも氣の感覚としての診断です。
その先は信用おける病院でキチンとした検査を受けて下さい」
西本功は、最近検査を受けて、癌の疑いがあり再検査をする予定だと話した。
「そうですか。それなら結構です。
ただし、検査は治療ではありません。
自分で今の状態を納得し、そこから先を計画する為です。
重要なのは、その先にある治療回復への道です。
病からの脱却は幾つもの道があり、選択し実践するのは本人なのです。
病院任せ、治療者任せにしてしまうと、どんな道でも歩みが遅くなります」
その言葉は西本功が今まで思って実践してきたことと同じだった。
健康は自分で作りあげるもの。
病になっても、自分で回復する行いが無いと効果が薄い。
だから正しい食というものを実践してきたのだった。
同じ意味を言われたが、実践してきた自分が癌になったのはどうしてだろう。
解らないから正食を実践していたことは、まだ院長に話さなかった。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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