カルテ番号 や・6(76)
玲香はこの三人に上手く話しをしたかった。
無論、本当の事は言えない。
「実は、一回目にあの先生の気功を受けた後です。
東京に戻ってきてから、とても不安な気持ちになったのです。
それが、東京という地域によるものだと思いました。
そして、またすぐに先生のところに行きました。
不安の答えを知りたかったのです。
でも、先生もハッキリした事は言いません。
言いませんが、東京付近に異常が起こる事に反応したようです。
あの先生のいる地域では不安はありませんから。
この不安感は理屈ではないのです。
私、住んでいられないから引っ越すのです。
引っ越すのなら、当分は先生の近くがいいと思ったのです。
まだまだ、いろいろ教えて欲しい事もありますから」
明木礼子は、少し考えていた。
「実はね、私も最近落ち着かないの。
今の柳さんの話を聞いて、私も同じかもしれないと思ったわ」
三木裕子が口を挟んだ。
「それって、大地震が起こるって事?
近いうちに、起こりそうなの?」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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