カルテ番号 や・6(83)
玲香を除いた三人は楽しそうだった。
茂木滋が新たな会社を立ち上げた。
そのスタッフというか、幹部というかが三木裕子と明木礼子だ。
共通の基盤がある。
人生を愉しもうとする意欲がある。
何処に住むか、というのは、それほど大きな問題ではない。
第二の人生なのだ。
暮らす、生活する、というのが第一目標の場合。
何処に住むか、というのはとても大きな問題だ。
一度住めば、簡単に変えるわけにはいかない。
だが、愉しむ人生の為なら、住むのは副条件だ。
具合が悪ければ、引っ越せばいい。
優先順位は、愉しく生きる事だから、当然だ。
明木礼子が玲香に言った。
「まだ確定ではないけれど、私達も近いうちに引っ越すわ。
多分、柳さんや院長のいる近くになると思うわ」
三木裕子も言った。
「私も、あの先生にはお世話になっている途中なの。
まだまだ、秘密の教えを沢山受けたいと思っているのよ」
三木裕子は明るく、そして女としての表情をした。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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