ある気功師・209
気功師になって、私はどんどん貧乏になった。
治療院を立ち上げ、プロになっても貧しかった。
治療してお金を戴くのは、いろいろあったが納得した。
だが、儲けることは出来ない。
治療師でいる限り、私は貧乏だと悟った。
清い事を守ったから貧乏ではない。
私は清い事を目指さなかった。
清くなろうとするのを拒否した。
下品のまま自然体でいようとした。
それが気功師の体質を続ける事だと知っていたから。
私が経済的に豊かになる能力があれば問題ない。
だが、たまたま気功できる体質ではあるが、他の能力はない。
努力するのも苦手だし、根性とは相性が悪い。
清貧ではなく、アホ貧だ。
それでも氣を商売には出来ない。
いわゆる・・・貧乏くじを引いたわけだ・・・
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