お隣さんに「カメラのキタムラ」がオープンして10年以上。賑わう開店初日に御祝儀気分でAPSカメラ、Fuji Epion3000=写真=を購入しました。2万円以上だったと思います。
APSは、ぜひ使いたいというトキメキは当初からありませんでした。これまでのフィルム式と違いカートリッジ式なので途中フィルム交換ができる。たとえばカラーと白黒を交互に。またデーターがデジタルで記憶される・・などの利点を強調されても差ほど魅力を感じなかった。単なる新しいものへの好奇心だけだった。実際APSで撮った回数は2ケタに至っていません。
長い間、当方のAPSカメラは保管庫に眠ったまま。今日、あらためて富士フィルムの販売終了ニュースを聞き、これでAPS市場は完全に幕を閉じたなと感じました。
APSと同じような予感は、「ミラーレス一眼」にもあります。わが家の「カメラ女子」と写真談義をしていてもミラーレス一眼は、あまり話題にならない。一眼レフとコンパクトデジカメに対して第3の存在は中途半端。外観的にも「ザ・レンズ」といった雰囲気。一眼レフが小型化し扱いやすくなっているだけに、当世カメラ女子はコンパクトデジタルからミラーレスは飛び越してデジタル一眼に向かう。(セミ)プロがセカンドカメラとして所有する程度ではないかな。かくゆう私もミラーレスにはまだ購買意欲がわきません。APSから話がそれましたが・・(笑)
七夕の今夜、日の目を見なかったわが家のAPS君と共に、静かに語り合おう
---------以下 ITmediaニュース から-----------
富士フイルムは7月6日、APSフィルムの在庫がなくなり次第、販売を終了すると発表した。販売数量が年々大幅に減少している上、一部原材料が供給元での生産が終了して入手困難になっており、「これ以上の生産ができない状況」という。
現在販売しているのは「フジカラーnexia 400」。出荷終了は今年12月の見込みだが、前後する可能性がある。
APSは「Advanced Photo System」の略。富士とEastman Kodak、キヤノン、ニコン、ミノルタによって規格化されて1996年に対応フィルムとカメラが発売された。従来の35ミリフィルムと比べて小型で、カメラの小型化なども可能になったが、デジタルカメラの登場時期と重なったこともあり、普及し切れなかった。現在はデジタルカメラのセンサーのサイズ(APS-Cなど)として名前を残している。
現在、APSフィルムは富士のほか、コダックが「advantix 200」を販売している。
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