6月11(土)に横手でファシリックスの勉強会を開催致しました。
「ファシリックスとは?」という資料と、ファシリックスのテキストを使用しての
初めての勉強会です。
このテキストに関してはこのような嬉しいメッセージを頂きました。
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ファシリックスのテキストデータ、確かに受け取りました。
さっそくダウンロードし、プリントアウトさせていただきました。
テキストは、見やすく、読みやすく、とても分かりやすいと思いました。
特に、人物とセリフが詳しくかかれている点と、最後のQ&Aが私にとっては
分かりやすく、まるで、目の前で真実先生が教えてくださっているような
テキストだと感じました。
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今回勉強会参加者は8名でしたので、
各自ファシリックスを活用する場面を考えて頂き、
実際に一通りやって頂きました。
どのような場面かいくつかご紹介します。
●会場から5~10分以内のお薦めランチの場所を決める。
実際に店名を出して頂いて、優先順位を決め、
実際に翌日そのお店に行って美味しいオムライスを食べました♪
●広い庭・池・鳥小屋付きの家を購入することになり、その掃除の分担。
池や鳥小屋、トイレなど敬遠する人が居そうな事例で、
実際魚が苦手、鳥が苦手などの人が居ましたので、
とても勉強になるファシリックスができました。
それでも満点になったのは凄いです!!
●職場のイベントに関する役割分担を行いました。
これはテキストの事例と似ていて、
司会を希望した人の最高得点が80点でしたので
満点には20点足りませんでしたが、ほぼ満点に近い結果です。
●子どもたちの発表会の劇のキャスティング
これは選択肢が4つしかないこと、
点数の付け方がアップなしの限定であったこと
それでなかなか決まり難いものとなってしまいました。
●学校で生徒の就労体験の付き添い担当を決める。
人気のあるところ、ないところがありましたが、
これもほぼ満点の結果となりました。
●防災訓練の役割分担
これは、実際に上司役の人が指示した得点と
ファシリックスで行った得点を比べてみました。
指示した役割の満足度では50点の人が2名とか
100点ではない人がいましたが、
ファシリックスを使ったら、全員が100点の役割になりました!
このように様々な事例を体験することができて
参加された皆さんにはファシリックスに親しんで頂けたと思います。
また、今回やってみて感じたのは、
ファシリックスを行う前提は『ファシリテーションの場』
つまり、参加者がチームの成果拡大や
それぞれの満足度を考えている場でなければ、
いかにファシリックスと言えども、
単なる多数決の複数版にしかならないということも
明らかになりました。
“ナントカとハサミは使いよう”と言いますが、
ファシリックスも使い方、使う人によって
本来の意味を発揮できないツールになってしまう可能性が
あるということがよ~くわかりました。
従って、ファシリテーションを知らないで、
ひとつのツールとして使っても意味がないということです。
『ファシリックス』は『ファシリテーション』と
セットでないといけないのですね♪