あなたは自分の声の音程が
ドレミで言うとどの音かわかりますか?
確認して頂くほどのことではないのですが、
昨年のスクール生の事例をご紹介します。
彼女の声はとても低くて・・・まるで、中森明菜の低い声ぐらいです。
(私には低過ぎて出せないほど低い声です。)
ところがその声は、楽しいことを話していても
どうも暗く聞こえます。
あるとき、その声のトーンを上げて話してみたら?と提案しました。
「およそ、今の声が“ド”だとしたら“ソ”ぐらいにしてみたらどうかしら?」
今まで低い声で話していたのですから、
職場で声のトーンを上げるのは最初は抵抗があったようです。
でも、イッキに“ソ”にまで上げなくても、
”ド”から“レ”“レ”から“ミ”と徐々に声のトーンを上げていき、
1か月後にあったときはすっかり“ソ”の声になっていました。
すると、
「今まで「えっ?」と聞き返されることが度々あったのですが、
最近は聞き返されることがなくなりました。」と言うのです。
しかも声のトーンが上がったことで、
本人の気分もアップしている雰囲気で、
聞いているこちらの気分も明るくなります。
笑顔に気を付ける人は多いと思いますが、
笑声に気を付ける人はなかなか居ないようです。
笑声プロジェクトの研修の中でも
笑声についてお話させて頂きました。
更に、声を出す体験もして頂きましたら、
声のトーンを上げただけで会場が笑い声に包まれました。
恥ずかしさ、楽しさ、入り混じっての笑い声でしたが、
皆さんの表情がとてもイキイキしていました。
最後の感想で、
「私も“ド”から“ソ”を目指します!」と話される方も居て、
元祖「ドからソ」のスクール生が聞いたら、
きっと親近感を持つだろうなぁ~なんて思ってしまいました。
あなたの声のトーンはどんな感じですか?
ご自分で、ちょっと声のトーンをあげて話してみませんか?
「いいかも!」と思ったら、是非実践してみてくださいね♪o(^-^)o