ファシリテーター養成スクール卒業生による
スクールの受講前&受講後の体験レポートです♪
【一方通行講師からの脱却】(40代・海の自然教室講師)
私は,海の生き物たちの不思議さ・おもしろさを調べ、
伝えることを目的とした施設で講師の仕事をしています。
仕事柄、子供達や主婦・社会人を対象とした講座を開催することも多く、
これまでに講義をさせていただいた人数は、
少なくとも6~7千人はくだりません。
自分で言うのもなんですが、
私の講義はへたな大学教授よりはずっと分かりやすく、
しかも興味深い内容を含んでいると思います。
ですが、20~30分程度の講義を最後まで集中して聴いてくれるのは
どんなに多くても半分程度、ひどいときはホンの数人でした。
「それも仕方ないのかな?人それぞれいろんな興味の方向性があるし。
興味を示してくれる人が1回に数人でもいれば
それで十分なのかもしれないな。」と思って半ば諦めていました。
マミ~先生のファシリテーター養成スクールに出会うまでは・・・。
その頃の私は,職場(お役所)でのつまらない会議に辟易していました。
これをなんとか変える方法はないものかと、
思い切ってファシリテーター養成スクールの門を叩いたのです。
そこで感じたものは、
「いかに自分の表現力が偏っているか」とか
「場の空気を感じ,温かく変えることの重要性」でした。
そして私が最も苦手だった(だと気付かされた)ものは
「場から答えを引き出すこと」でした。
これがないと、どんな会議も活性化されませんし、
講座も盛り上がりません。
アレ?そうだよな?
講座も盛り上がるわけがないじゃないか!
愕然・・・!!
今まで自分がやってたことはなんだったのか・・・。
会議の活性化を目的にスクールに通い出したのに、
いつの間にか自分の講義のダメさ加減に気付かされ、
それをどうしたら克服できるかを実践するための場へと
スクールの目的が変わっていきました。
ダメな自分と向き合うのは正直つらい経験です。
でも出来ないことを認識しなければ、
いつまで経っても人は変わりません。
マミ~先生は受講生一人ひとりと向き合い、
真剣にその成長に付き合ってくれます。
そしてそれによって成長する仲間を目の当たりにすることで、
「自分だけおいてけぼりをくってちゃいけない!」という
恐ろしいまでの強迫観念が成長を後押しします(苦笑)。
例えば・・・
○「会議の司会のシミュレーションにて」
ファシリテーターをやろうとしたのにネゴシエーターになってしまった。
その結果、場が重苦しい雰囲気になり、参加者には不満しか残らなかった。
○「自信を持って講義をやってみたら」
主に(男性に多い)左脳系伝わる話し方しかしていなかったため、
右脳系女性受講生の興味をまったく引き出せなかった。
○「それじゃあ、これでどうだ!とばかりに臨んだ卒業講座にて」
普段では考えられないくらいに緊張してしまい、
リラックスのかけらも無い固い講義になってしまった。
そうなんです!!
普段お客さんを前にしてもそんなに緊張しないのに、
このスクールの場だけは本当に緊張するんです。
それだけ真剣勝負を挑まなければ
簡単に見透かされてしまうこと必死の環境であり、
しかも熱意だけで乗り切れる場ではありません。
対象に合わせて周到な準備をし、「目的」を常に意識して外さず、
それでいて場の空気を敏感に感じつながら 臨機応変に対応する。
そんなことを強く意識させられつつ練習できる機会を与えられることは、
人生の中でもそうはないと思います。
先生は
「スクールは練習する場です。転んでもケガをしない環境で♪」
と仰いましたがいやいやどうして・・・
その時はかなり傷だらけでしたよ。(^_^;)
自分以外の受講生はメキメキと力を付けて変わっていくんです。
圧倒的な感受性を活かしつつ、
人を引きつける講演が出来るようになったり、
流れるような板書を見せつけられたり、
職場を活性化しようする前向きな姿勢がひたひたと伝わってきたりと
まるで自分だけが取り残されているような感じがして、
それがまたダメージを増幅。
帰りの車の中はいつも深い溜息とともに
失敗した後悔と出来ない悔しさが渦巻いていました。
でも、その後悔や悔しさが本物であったからこそ
今の成長があるのだと思います。
「練習の場なのに本番以上に緊張する!」
これってスゴイ事だと思いませんか?
受講生をそういう気持ちにさせてしまう場づくりこそが、
マミ~先生の真骨頂だと思います。
おかげで1年のスクーリングを経て、
聞く人を飽きさせない講義が少しは出来るようになりました。
何より、これまでとは受講生の反応が違うんです!!
例えば子供達には「俺、先生のファンです♪」と言ってもらえたり
学校の先生からは、
「すごく参考になりました。
こういうやり方を授業でも取り入れたいと思います。」
という感想を頂けるようになってきました。
まだまだ「場から引き出すこと」には慣れてませんが、
今ではどんな内容でも自信を持って講義が出来るまでになりました。
これはもちろん私の講座を受講して下さる方にとってもプラスなことです。
子供達が目をキラキラさせて
一生懸命話を聞いてくれる姿を見たら
もう昔の自分には戻りたくないし、戻る気もありません。
これまでの講義を聞いて下さった方には
「つまらない講義をしてゴメンナサイ」
と本当に申し訳なく思ってしまいます。
自覚症状のないダメ講師を生まれ変わらせてくれたスクールには
本当に感謝!感謝!です!!
スクールの<受講前>と<受講後>を比較すると
こんな感じでしょうか。
<受講前>
・話の内容はおもしろいはずなのに,反応が鈍い。
・最後まで興味を持って聞いてくれる人が限られる。
・場の空気が冷たくなっていっても,どうすることも出来ない。
・可もなく不可もなし,印象に残りづらい講義
・冷たくひとりよがりで傲慢な講義
<受講後>
・場の空気を温め,場の色を自在に操ることが出来る。
・聞いている人の参加意識を高め,耳に入る講義
・長時間でも,聞く人を飽きさせない
・途中で寝てしまう人が一人もいない
・もう少し聞きたい,と思わせるような講義
・参加者の行動に影響を与えるような話の展開
どうですか?こんな講義をしてみたくはないですか?
私が特別だったわけではありません。
人それぞれ個性があり、得手不得手があります。
マミ~先生の講座は 得意な部分は延ばしつつ、
今まであまり使っていなかった部分を引き出してくれるのです。
一皮むけた講義をしたい方!!
極和ファシリテーター養成スクール 超お勧めです!