極和ファシリテーター養成講座やスクールでは
「フィードバック」と「アドバイス」を行なっています。
極和ファシリテーターを目指している方々に
より早く近づいて頂くために行なうのですが、
本来は「フィードバック」によって
その後は本人がどうするか考えて行動するのが理想です。
例えば、
「あなたは話す時に揉み手をしています。」
とフィードバックをして、
それは無意識にやっていて、辞めた方が良いと思えば辞めれば良いのです。
ところが辞めたいのに気付かずにやってしまう・・・という場合は、
揉み手をしないで済む方法をアドバイスする・・というように
フィードバックとアドバイスを使い分けします。
講師として、あるいは職場のリーダーとして
人前に立つ機会のある方が、
ご自身でも気付かない癖があるとしたら・・・・
それは改善したいと思いませんか?
私は仕事柄人前に立つ人に対して変な癖があったりすると
明らかにおかしい場合は気になって、フィードバックではなく
アドバイスをしたくなります。
そして肝心の話を聞き逃してしまったりします。(^_^;)
でも、そのような場合はしたくてもガマンしなければなりません。
それはフィードバックをする立場を確保できていないからです。
講師と受講生という関係性があるからフィードバックや
アドバイスができるのですよね♪
それが無かったら、ただのイヤミなオバサンかおせっかいな人ですよね。
なので関係性の構築はとても大切です。
受講生の方々には
・あなたが話すたびに一生懸命手を振っていますが、
参加者の視線が手にいってしまって大切な話を聞き逃す可能性があります。
・あなたの問いかけは、明らかにどちらかに誘導したい!という言い方ですが、
それに気付いていらっしゃいますか?
・あなたの話し方は相手のマイナスを引き出していますが気付いていますか?
・同じことをこんなふうに言いかえると気持ち良く受け取れます。
・ポケットに手をつっこんだまま話すのは失礼だと感じます。
それともカッコイイと思ってやっていますか?
・話す時に上目づかいをする癖があるようですが、ご存知ですか?
何か後ろめたいことがあるように映ります。
なんて書いていたらまるで重箱の隅をつついているように見えますね♪(><;)
これは具体的でわかりやすい例ですが、
スクールではもっと深い人間性に関わる部分でのフィードバックも行なっています。
人との関わり方、接し方、対応の仕方・・・・多分社会に出ても
このようなことを教わる機会はほぼ無いと思います。
そのようなことをスクールでは学んで頂いています。
そして、私がこのようにフィードバックを行なうときは
その人への愛情がある場合だけです。
そしてその人が「聴く耳」と「受け取る心」がある場合に限ります。
こちらがどんなに愛情を持って伝えたくても、
その人が「聴く耳」や「受け取る心」を持って居なければ伝わりません。
ただの余計なお世話、大きなお世話でしかないですからね。
だから、「聴く耳」と「受け取る心」のある人には
愛を込めて伝えたいと思っています。
極和ファシリテーター養成スクールに入る・・ということは
「聴く耳」と「受け取る心」を持たざるを得ない状況になる、
ということです。
その覚悟ができた人は間違いなく成長できます。
スクールの受講料はその覚悟を持つためのものかも知れません。
スクール9期生を募集しています。
覚悟を持って学びたい人の参加をお待ちしています♪
http://www.youkikaku.com/project/school9.html