今年に入り、ファシリテーションの必要性を感じている『場』が
自治体や教育現場など、
明らかに拡大していることを感じています。
今年の夏に行われる教育関係のプロジェクトに関しても、
200名の方へのファシリテーション研修の実施を計画されています。
限られた時間、日程、予算、しかも1回の受講者の数が大勢
というハンディやリスクだらけの限りある中であっても、
ファシリテーションの必要性、効果などについて
できる限り伝えられるように取り組みたいと思っています。
それにしても私に依頼をくださったのは、
東北の中でファシリテーション研修のできる人・・・という感じで
講師を探されたのかな?と思っていたら、
実は違っていました。
担当の方は、
ファシリテーションの本を既に30冊以上も読まれており、
ファシリテーションは本では学べないと実感されたそうです。
そして、このプロジェクトの講師選定においては、
日本中のファシリテーションの講師のHPや文献、ブログなどを
担当の方々皆さんで調べたそうです。
肩書きではなく、中身で選びたい。
そうして文献資料やブログなどを印刷し、
みんなで「なるほど!」と思うところにアンダーラインを引いたそうです。
そしてそのアンダーラインが一番引かれたのが、
私のブログだったそうです。
とても有り難いことです。
私が、ブログにファシリテーションの研修内容のことを
書いていることに関して、
受講料を取って教えていることを、
無料で公開してもいいのか?
それでは受講生は集まらなくなるのでは?
などと心配してくださった方も何人もいらっしゃいます。
ですが、同じ内容であっても、
ブログを読むだけと、講座に参加するのでは
学びの深さが違うのです。
ブログでは目からの情報にしか過ぎません。
その目からの情報をご自身の経験と照らし合わせて
理解されるのだと思います。
ですが、ライブな講座では、
目からの文字だけではなく、表情や言葉から、
また耳から入る声、声のトーン、強弱
その他五感だけでなく、六感で感じる
空気感、温度、暖かさなど
その場に居なければ学べないものが多々あります。
そして今回そのことが確実に実証されました。
ブログで学んだと思っていたことは、
実は学んだと思っていたつもりだけだったと・・・。
ファシリテーション講師として、
大勢の講師の中からこのようにお選び頂けたことに
大きな喜びを感じています。
本当にありがとうございます!!
無名の講師ではありますが、
おかげ様で大きな力を頂きました!!\(^O^)/
これからも、1人でも多くの“イキイキ”を引き出すために
活動し続けていきたいと思います。