今日は、S原発を裏山から紅葉越しに、見てきました。
鉄条網に囲まれた広大な敷地に、1・2・3号機が青く澄んだ海に接して建っています。
今年3月11日の「福島原発事故」を機に、一挙に「原子力発電所」の是非を巡って、賛否両論厳しく論議され、また各種対策が講じられております。
S原発は、国産では、第一号の原子炉として建設され、既に36~7年間も稼働し続け、その間良くも悪くも電気を供給し続けてきています。
国内で唯一、県庁所在地に立地しているため、万一、大きな事故が起きた場合には、多くの市民、国民が生命の危機に晒されることになります。
先頃、多数の点検漏れが明らかになり、連日のように報道されておりましたが、安全対策の「要」となる「点検」に、理解できない程の「多数の漏れ」があるようでは、単純に「S原発は、ほんとうに大丈夫なの?」と思うのが、市民の偽らざる気持ちだと思います。
紅葉の向こうに見える青い海は、今日もキラキラと綺麗に輝いています。