タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

イカ漁の、船がまどろむ、船溜まり。

2011-11-25 | 風景

早朝の恵曇漁港(松江市)で、眠りについているイカ釣り船です。

夜遅くまで、沖合いで漁火を焚いてイカ漁をし、夜明け前に帰港して船溜まりで、一休みしているうちに東の空が明るみ、港の朝がやって来ます。

しばらくすると魚市場では、セリの威勢の良い掛け声が響き、港が一気に活気づいて来ます。

夕方は、夜中の操業に備えて、多くの船がまるで船団を組んだように一斉に白い航跡を残して、沖に向かう様は、勇壮そのものです。

港は、朝、夕それぞれの表情を見せます。

朝日に向かって、全ての活動が始まろうとする一瞬のまどろみ、「この時」「この景色」が、私は好きです。

一度、早朝の港に出掛けてみたら? 

元気が出ます。

 


焼き芋の、焼ける匂いに、孫来る。

2011-11-25 | 風景

島根では、サツマイモの「一畝オーナー」的なことを、JAや農家の人達が各地でやっています。

我家も10数年前に縁があって、隣市で一畝オーナーの一員に加えてもらい、毎年秋の収穫期には孫と一緒に芋掘り体験をしてきました。

今年は天候の関係等で、出来はあまり良くありませんでしたが、それでもそこそこの収穫がありました。

孫達も大きくなって部活など忙しくなってきたため、なかなか一緒に堀に行けなくなりましたが、何故か収穫した芋で「焼き芋」を作っていると、焦げる匂いに誘われる様に孫達がやって来て、「美味しい、美味しい」と喜んで食べます。

 私達が子供のころには、竹のホウキで落ち葉を掃き集め、稲藁と一緒に焚き火をし、芋を放り込んで焼いたものでした。

あの頃、一緒に焚き火を囲んだ友達の顔が、童顔のまま浮かんできます。

人間、どうも食べ物にまつわる思い出は、不思議と忘れないものですね。

焼き芋は、ホクホクとほんとうに美味しい。