夜を徹した沖合いでのイカ釣り漁から帰り、眠りにつくイカ釣り船。
仕事を終えて深夜に帰宅し、独り晩酌で疲れを癒しながら、まどろ
む男の背中に似ています。
以前、隠岐の島に住んでいた頃、地元の漁師さんに時々イカ漁に
連れて行ってもらったものです。
集魚灯を明々と焚き、釣り上げたイカの墨を被りながら(素人)、夜
を徹しての漁を終えて、漁場を引き上げ港に帰る頃には、もう疲れ
の極限で、船の中でついウトウトと眠りに落ちてしまう程でした。
沖合のきれいな漁火を見る度に、あの頃のことをよく思い出します。
また今日も夕方には、河口の橋の下をくぐって、漁に出掛けて行き
ます。
~今日も良い一日を~