朝家内が出掛けた後、玄関に出ると花台に真っ赤なバラの一輪
指し、顔を近づけると良い香りがしている。
これは妻の誕生月に、娘達が贈ったバラが二度咲きし、それを生
けたものだ。
お店にバースデー用として、リボン等で派手に飾り付けて売られて
いるバラの花は、ちょっと見にはいいが、花の時期の終りと共に枯
れてしまうのが相場である。
このバラも枯れかけていたが、花が終わると家内が早速、大きな鉢
に植え替えて暑いこの夏を丹精込めて世話していた。
それが稔って見事に開花したものだ。
時期外れの様な気もするが、最近は四季咲きのバラも結構多い。
小振りながら「薔薇は薔薇」百花の女王と言われるだけあって気品
がある。
愛が込められ甦ったバラ、春にはきっと沢山の花が咲くだろう!
~今日も良い一日であります様に~