日本一の牡丹の生産地でその名を「大根島」と云うが、島名の大根ではなく、その昔松江藩の朝鮮
人参の栽培地であった島であり、今は「牡丹の島」として、島のあちこちにボタン園があり、春や冬
には多くの観光客が訪れる。
花の中でも、風雅の極みと言えば、やはりこの時季に咲く、寒牡丹(私は雪牡丹と言っている) でし
ょう。
毎年、ゴールデンウィークの頃に、一斉に島を彩る春牡丹とは違って、弱々しく繊細な感じの牡丹が
、雪囲いの中に密やかに咲く様は、誠に風雅そのものである。
この牡丹の花は、中国原産で王族が愛した「百花の王」とも云われ、わが国では枕草子に「ふかみぐ
さ(草)」として登場し、その後も多くの文人墨客が、華やかなこの花を愛し、詩や絵画に残している。
この時季、夜更けに降った雪は、昼過ぎ頃までは残るので、『 雪牡丹』?を愛でるのなら、そのつもり
で島に渡るといい。
~今日も良い一日でありますように~