平成27年2月会議一般質問の通告をしました(2月19日)。わたしは二期目の活動の柱に「子ども・子育て、若者支援」を掲げています。今回の一般質問では主に「島本町子ども・子育て事業計画」について質問します。
子ども・子育て事業の充実をめざして
~子どもの権利の視点から~
平成27年度から子ども・子育て支援新制度のもと、島本町の子育て支援がはじまります。保育をビジネスと捉えて内需を拡大するという発想から生まれた制度ですが、常に子どもの立場に立って運用し、町が責任をもって保育の質と量を確保すれば、多様化していく保育のニーズに柔軟に対応できる、地域に根ざした子育て環境がつくれるとわたしは考えています。
「島本町子ども・子育て支援事業計画」の記述内容に基づいて質問します(平成27年度の施策内容については所管の常任委員会の審査対象になります)。
■安心して子どもを育てることができる環境づくりについて。妊産婦までの福祉ふれあいバスの対象者拡充は有り難いことでしたが、利用状況によっては未就学児、少なくとも3歳までのお子さんとその保護者まで対象を拡充することが可能と考えます。在宅での子育て、第二子、第三子の妊娠・出産・育児などを支える有効な子育て施策になると思います。見解を問います。
■「島本町子ども子育て支援事業計画」には、「新たに実施した『就労支援型幼稚園』の利用状況を踏まえて、事業の検討を行う」と書かれています。導入以来、利用者はなお少ない状態と認識しています。見直し、廃止を視野に入れた表現なのでしょうか?事業検討の内容をお示しください。
■「子ども・子育ての基本理念」には、「児童の権利に関する条約」についてもう少し具体的に書かれているのが望ましい。条約の4つの柱とされる、生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利について追加することで、計画のめざすところが明確になると考えます。記載を求めます。
■「病児・病後児保育事業」について、平成31年度から供給量347人という記載がありますが、実現可能と見込んで明記したものですか。また、第5章「基本施策の展開」には、「訪問型病児保育」について可能性を検討します、とありますが、具体的にどのようなものを想定しているのですか。
■なにかあれば「子育て支援センター」にまず相談、と明確にわかる拠点が必要です。島本町が行っているさまざまな取り組みが、市民の誰にでもみえることが重要ではないでしょうか。シングルマザー、離婚、児童虐待、貧困からの不登校、発達障害など問題が複雑に絡み合い困難を抱えている保護者が、ワンストップ窓口でわかりやすく支援の入り口に向かえる拠点・窓口はやはり公設公営が望ましい。水無瀬川左岸には山崎保育園の充実した支援がありますから、右岸に新たな拠点を設けていただきたい。見解を求めます。
■「思春期健康対策の充実」について、喫煙、薬物に関する啓発活動の推進とありますが、加えて、性の問題を「人権」「生命」の視座から考える取り組みが必要です。また、10代の妊娠・出産・育児、特に未婚の女性の育児を支援する環境が必要です。今までの価値観、「あるべき姿」で判断することが、ときに若者を深く傷つけています。LGBT、すなわちトランスジェンダー、同性愛カップルなども含めて、地域社会が多様な価値観、多様な生き方をどのように受け入れ、理解していくかが問われています。幅広い取り組みを求めるものですが、見解を問います。
■現在、障がい児枠は20名と認識しています。なぜ、そのことを記載しないのですか。島本町の事業計画として数値を明確に記載しておくべきではないでしょうか。高浜学園は、この点、どういうお考えなのか、協議ができていますか。
以上が主な内容です。
画像
JR島本駅の自由通路(島本町のもの)
ここに椅子があったら待ち合わせに便利です
かつて共産党の議員が議場で提言
バリアフリーを審議する会でも発言がありました
妊娠中や体調の悪いとき座れるスペースがあったら有り難い
高齢者、障がい者が座れる場所がどこにもないのは???
点字ブロックがあるから設置が難しいという町の見解
画像をみて、みなさんどう思われますか
子ども・子育て事業の充実をめざして
~子どもの権利の視点から~
平成27年度から子ども・子育て支援新制度のもと、島本町の子育て支援がはじまります。保育をビジネスと捉えて内需を拡大するという発想から生まれた制度ですが、常に子どもの立場に立って運用し、町が責任をもって保育の質と量を確保すれば、多様化していく保育のニーズに柔軟に対応できる、地域に根ざした子育て環境がつくれるとわたしは考えています。
「島本町子ども・子育て支援事業計画」の記述内容に基づいて質問します(平成27年度の施策内容については所管の常任委員会の審査対象になります)。
■安心して子どもを育てることができる環境づくりについて。妊産婦までの福祉ふれあいバスの対象者拡充は有り難いことでしたが、利用状況によっては未就学児、少なくとも3歳までのお子さんとその保護者まで対象を拡充することが可能と考えます。在宅での子育て、第二子、第三子の妊娠・出産・育児などを支える有効な子育て施策になると思います。見解を問います。
■「島本町子ども子育て支援事業計画」には、「新たに実施した『就労支援型幼稚園』の利用状況を踏まえて、事業の検討を行う」と書かれています。導入以来、利用者はなお少ない状態と認識しています。見直し、廃止を視野に入れた表現なのでしょうか?事業検討の内容をお示しください。
■「子ども・子育ての基本理念」には、「児童の権利に関する条約」についてもう少し具体的に書かれているのが望ましい。条約の4つの柱とされる、生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利について追加することで、計画のめざすところが明確になると考えます。記載を求めます。
■「病児・病後児保育事業」について、平成31年度から供給量347人という記載がありますが、実現可能と見込んで明記したものですか。また、第5章「基本施策の展開」には、「訪問型病児保育」について可能性を検討します、とありますが、具体的にどのようなものを想定しているのですか。
■なにかあれば「子育て支援センター」にまず相談、と明確にわかる拠点が必要です。島本町が行っているさまざまな取り組みが、市民の誰にでもみえることが重要ではないでしょうか。シングルマザー、離婚、児童虐待、貧困からの不登校、発達障害など問題が複雑に絡み合い困難を抱えている保護者が、ワンストップ窓口でわかりやすく支援の入り口に向かえる拠点・窓口はやはり公設公営が望ましい。水無瀬川左岸には山崎保育園の充実した支援がありますから、右岸に新たな拠点を設けていただきたい。見解を求めます。
■「思春期健康対策の充実」について、喫煙、薬物に関する啓発活動の推進とありますが、加えて、性の問題を「人権」「生命」の視座から考える取り組みが必要です。また、10代の妊娠・出産・育児、特に未婚の女性の育児を支援する環境が必要です。今までの価値観、「あるべき姿」で判断することが、ときに若者を深く傷つけています。LGBT、すなわちトランスジェンダー、同性愛カップルなども含めて、地域社会が多様な価値観、多様な生き方をどのように受け入れ、理解していくかが問われています。幅広い取り組みを求めるものですが、見解を問います。
■現在、障がい児枠は20名と認識しています。なぜ、そのことを記載しないのですか。島本町の事業計画として数値を明確に記載しておくべきではないでしょうか。高浜学園は、この点、どういうお考えなのか、協議ができていますか。
以上が主な内容です。
画像
JR島本駅の自由通路(島本町のもの)
ここに椅子があったら待ち合わせに便利です
かつて共産党の議員が議場で提言
バリアフリーを審議する会でも発言がありました
妊娠中や体調の悪いとき座れるスペースがあったら有り難い
高齢者、障がい者が座れる場所がどこにもないのは???
点字ブロックがあるから設置が難しいという町の見解
画像をみて、みなさんどう思われますか