■2021.09.29 遠征2日目。
道の駅「安曇野松川」で4時起床。
後部席のロックを車内から解除すると、盗難防止音が轟く。え!!
アラーム音の消し方がわからず色々するうちに止まった。
原因はこれ↓
内側から開錠された場合
スマートエントリーやキーレスエントリーでドアロックした後に、車内に残った人が鍵を開けてしまう場合にもアラームが作動。鍵は車外からかけることが前提であるため、車内からの開錠は不正と判断される。
アラームの止め方
・スマートキーやリモコンキーを操作する
・エンジンを始動させる
ご近所に迷惑を掛けました。
軽く食事をして中房温泉登山口へ移動。第2駐車場に何とかスペースを確保し停車。
空いているかと思いきや車は何処もほぼ満車状態。人気の山だからね。
05:34中房温泉登山口。
合戦尾根は結構な急登だが一本調子なので歩きやすい。南ア南部の標高差2,000mを常としているので意外と楽だった。
合戦小屋地名の由来
今を遡る桓武天皇の時代に 八面大王と自ら名乗る鬼が中房温泉、有明山に住んでいました。
大きな雲を起し、雨を降らし、天を飛ぶ等、妖術を使おう鬼でした。 里に降りては財宝・婦女を略奪し、山中の社寺仏閣を破壊するなど狼藉ざんまいの所業の数々でした。
坂上田村麻呂が、この鬼を退治しようと何度も試みるも魔力が強く、連続して負けてしまいました。 栗尾山の観音堂に願をかけると、「三十三節の山鳥の尾で作った矢を使えば…」という霊夢を見ました。
甲子の年、甲子の月、甲子の刻に生まれた男 矢村の矢助が、この尾を献上し、ついに中房川上流 の谷間で大合戦の末、鬼を退治しました。 その場所はちょうど合戦の沢、現在の合戦沢でした。
鬼が生き帰ることを防ぐため、五体をバラバラにして埋め、それらの地が耳塚、首塚、立足等の地名として今に残ります。
山鳥の尾を献上した矢村の矢助は、夫を鬼に殺された母に育てられます。母は次の様に言いました。 「命あるもの全て親子、夫婦の関係あり、殺 さばなげくもの必ずあり。」
矢助は一切の殺生をせず成人し、ある時ワナ にかかった山鳥を救い野に放ちました。その年の暮、矢助 は嫁をめとりました。三年後、坂上田村麻呂と出会い、嫁のさし出す山鳥の尾を献上しました。矢助は、 永遠の生活を保証する恩賞を得ることになります。
翌日、嫁は 一通の手紙を書き置いて姿を消します。 「我、三年前に助けられた山鳥、高恩にむく いるべく、かしづくも、もはやその要もなし。 三十三節の尾羽は、我の尾なし。」と…
08:01 合戦小屋。いまは「スイカ」は無く「おしるこ」に。
ここのスイカは美味しかった。(ゴールデンルートから常念一ノ沢下山 )
ここを過ぎると斜度はゆるくなり眺望が少しずつ開ける。
高曇りと雲海に挟まれた八ヶ岳。不思議な景色だ。
やはり槍の穂先は目立ちます。ここからは針ノ木岳がシンメトリックで美しく双耳峰の鹿島槍も均整がとれている。
この山域では餓鬼岳・唐沢岳・剣ズリが気になる所ですね。
槍・穂。
稜線に出ると、燕岳がデーンと。花崗岩質の山塊。
花崗岩の砂礫は鈴鹿山脈の御在所・鎌ヶ岳とよくにた感じです。
イルカ岩。花崗岩質は奇岩が多い。
ナナカマドの色づき。
メガネ岩。
もう飛騨側から滝雲に覆われ始めている。
燕岳方面は青空。
動きがあって面白い。
表銀座や常念方面。
燕岳の狭い山頂。
兵庫から来た若者と山話をしながら昼食。
裏銀座方面の烏帽子岩も(2012:裏銀座縦走→湯俣温泉)。龍王岳から立山・劔まで。
そして針ノ木が綺麗。(2011年:蓮華岳+後立山南部の周回縦走)
裏銀座は静かでルートですね。
さあそろそろ降りますか。
9-12時まで天気が良さそうでそれに合わせ登ってきました。そろそろガスが上がって来ましたので降りましょう。
下山は紅葉を楽しむ。
花崗岩質は花が少な目です。
北アルプスの女王「燕岳」、 南アルプスの女王「仙丈ケ岳」ともに優しい女王様で編みタイツ系では無いですね。
燕岳の写真です。(大きなサイズ)
下山は稜線から一気に2時間で登山口へ。
今回2回目の燕岳、流石に登山者は多い。
以前山行で親しくなった山友はいまはどうしているでしょうか?
2012 中房温泉→燕岳→大天井岳
2012 大天井岳→東天井岳→横通岳→常念乗越→一ノ沢
■コースタイム
山行:6時間28分+休憩:1時間42分=8時間10分
中房温泉登山口05:34→06:07第1ベンチ→06:28第2ベンチ→07:00第3ベンチ→07:34富士見ベンチ→08:01合戦小屋→08:23合戦山→08:55ベンチ→09:02燕山荘→09:11いるか岩→09:40めがね岩→09:48燕岳10:32→10:37めがね岩→10:49いるか岩→10:59燕山荘→11:11ベンチ→11:31合戦山→11:43合戦小屋12:08→12:28富士見ベンチ→12:47第3ベンチ→13:07第2ベンチ→13:23第1ベンチ→13:44中房温泉登山口
下山後は近くの山のたこ平で汗を流し、帰路につく。
コヒー+栄養ドリンクでシャキットし、レーンアシストとクルーズコントレールを使い。安全に車を走らせる。
今回の車の走行距離は706Km。(無給油)
途中SAで「雷鳥の里」と「伊那のお味噌」を買い求め20時ころに無事帰還。
あとはバタンキュー
眺望と紅葉を目指し「唐松岳」Vol.1
眺望と紅葉を目指し「燕岳」 Vol.2