小辺路(果無峠越え)が1時間30分ほど早く歩けたので翌日予定の中辺路(発心門王子〜本宮大社)を続けて歩くことにした。
中辺路:上皇・女院や庶民にいたるまで、多くの人が歩いた路が中辺路。後鳥羽院・藤原定家・和泉式部も歩いたとされています。
■2022.06.02 13:46本宮大社前から龍神バスで発心門王子へ向う。
13:52 発心門王子
九十九王子とは、熊野詣の先達を務めた修験者により、12~13世紀にかけて組織された一郡の神社です。 本来、熊野古道の近隣住民が在地の神を祀っていた諸社を「王子」と認定し、熊野詣の途中で儀礼を行う場所としました
発心門と言う語は山岳信仰における四門修行に由来する。四門修行においては、山上の聖地に至る間に発心・修行・等覚・妙覚の4つの門を設け、それらを通り抜けることによって悟りが開かれると説かれた。このとき、発心とは発菩提心、すなわち仏道に入り、修行への志を固めることを意味する。すなわち、発心門とは聖域への入り口を意味している(wikipedia)
水呑王子
熊野九十九王子社の一つで今は碑が残っている。
可愛い案内。
路は広く整備されている。
ササユリが清々しい。
2001年に放送された連続テレビ小説「ほんまもん」主人公は熊野育ち。
伏拝王子。ここは中辺路を歩いてきた参詣者が初めて熊野本宮の森(旧社地)を遠望できた場所。
ここの茶屋で温泉コーヒー(湯の峰温泉水で淹れたコーヒー)を飲みたかったが調度茶屋を閉めた所だった。
遠く果無山脈が眺望できる。先程この山を越えた(小辺路)
三軒茶屋跡で小辺路が合流する。
今度は「ちょっとより道」します。
展望できる開けた場所。
三地蔵。
16:00 熊野本宮大社。 約2時間でした。
大斎原。
世界遺産熊野本宮館の展示物を見学。
明治期の神仏分離と廃仏毀釈で神道と仏教は分離しているかのようになっているが・・・
三十三回に及ぶ熊野詣をした後白河上皇は何を目指したのか。
小辺路、中辺路の其々一部を歩き結構疲れも溜まっている。
リフレッシュするために温泉を目指す。
今回は川湯温泉を目指す。
公衆浴場ですが源泉かけ流しのいい温泉でした。
冬には仙人風呂になる河原。
明日は那智大社など観光するため、近くのP泊適地の「道の駅なち」へ移動。
車内で一杯ひっかけてから眠る。