安泰寺への道なんて見出しををつけると坐禅修行への案内のよに聞こえるかもしれないが、そうではない。
安泰寺はとんでもないど田舎も寺でだれでも簡単に行けるところではないのであるが、そこで無方さん、その家族、そして修行者が暮らしている。
このところ、ユーチューブを見る機会が増えてたまたまリンクを追っていたら安泰寺に着いてしまって、一番近い池ノ平口というバス停から寺まで学校帰りの子供さんを送り迎えするところが動画で出ていたので、その道がなつかしく思えて、紹介したくなった。
私が今の安泰寺に上山したのは、2回だけで1回は得度式の時昭和56年4月8日、この時は自分の車で小山さんという最初安泰寺へ誘ってくれた人と一緒だった。4月に入ったというのにところにより2mもの雪が残っていた。えらいところにあるものと強い印象を受けた。冬場、寺は4,5mもの雪に閉ざされているのだから、無理はない。
いつぞや、郵便物を郵便局へ受け取りに行く修行者が雪崩に巻き込まれて亡くなったり、前任の住職靖雄和尚がブルドーザで雪かき中川に落ちて死亡するなど、冬場はとんでもないところなのである。
もう1度は、内山老師の1周忌法要の時、平成11年、亡くなった3月は雪が残りそのため支障も考えられたので、5月に行った。大阪からバスで湯村温泉まで、そこから近所に住む知人に送ってもらった。1泊して翌日下山、バス停まで歩いて帰った。それが↓の道だ。