十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

日の丸掲揚

2010年01月11日 | 人生

 近頃祝日に日の丸を掲げる家庭が少なくなって寂しい限りである。甚だしきは公的行事の中で掲揚を拒む輩まで存在する。悲しからずや。

 大体今時の日本人は日の丸の意義を知らないのだ。日の丸ほど簡素で美しい旗はない。

 日出る国の日輪を表し、その形の中に日本精神が込められてある。 日本精神とは大和魂、大和魂は神代の時代から決まっている。それは三種の神器、鏡、玉、剣に象徴される。

 鏡  真実をそのまま映すことから「智」の象徴 玉  丸く円満にして柔和な「愛」の象徴 剣  剛毅果断なる「勇」の象徴

 智、愛、勇の三つが渾然一体となったものが大和魂。これを日の丸が見事に表しているのである。白地は鏡の「智」、丸は玉の「愛」、赤色が剣の熱血、つまり「勇」を表している。

 智、愛、勇は心の働きとしての「智情意」に対応していることが知れる。この三つが円満に具備してこそ大和魂である。

 戦前、軍人達が鼓舞したところの大和魂は、智なく、愛なく、勇もないものだった。

 ところで今の世の中はどうだろう。どこを見てもエゴばかりで智なく、愛なく、勇もないものだと言わざるを得ない。私も顧みてその一員である。

 せめて旗日には日の丸を掲揚し魂の洗濯をしたい、と思いつきこの程ネット通販で日の丸セットを3600円で購入、成人の日の今日から家の玄関に掲揚することにした。母親も来客も喜んでくれたしその甲斐があったというところである。

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